大学選手権決勝 見どころ

1、スクラム

大東、帝京を押しまくった天理のスクラム 対 明治のスクラム
天理のFWは小さいが低くコンパクト、
フッカーに転向したばかりとは思えないキャプテンのスクラムワークも見どころ。
明治は伝統のスクラムで意地もあるはず。

2、明治のディフェンス力

天理の留学生トリオを明治ディフェンスがどうおさえるか
明治のディフェンスは対抗戦の時から格段に進歩している、今は組織的で穴がない。
天理は内を突きながらディフェンスを中に寄らせて、最後は外のスピードランナーで勝負してくると思われる
明治が1対1で押し込まれることがあると、ころぼびが出てくる可能性もある。どこまで頑張れるか、それとも完璧に抑えるのか

3、天理大学の両フランカーのタックル

これはゲームの勝敗を抜きにしても、これだけに注目してみているだけでも面白い。
170cmに届かない両フランカーが低く突き刺さるタックルは感動に値する。

4、明治バックスのスペシャルアタックが出るか

往年の明治ファンには意外かもしれないが、今年の明治はバックスのチームです。
まだ出していないここぞのサインプレーがあるはずです。
山沢というタレント豊かなフルバックにも恵まれて、
自由自在に走れれば明治のものでしょう

5、明治の修正能力の高さ

たとえば2日の早稲田戦、早いうちにキックチャージを2度されてもメンタル的に冷静なプレーでありつづけた。スクラムでも、レフリー最初の2回で注意やペナルティを取られてしまうと、話し合ってレフリーにアジャストできている。ゲームの中で修正でき成長できる。へんなこだわりがない大人のチームになって来ている。もしも序盤から天理がスクラムで優位でも、明治は冷静に組み方を変えられる力がある。

春夏と天理が連勝しているらしいが、対抗戦の明治の戦いを見ている限り、明治はぽかも多く、知的ではないチームでした。早稲田戦が2度あったことが、明治を成長させています。

ただし、明治は早稲田にリベンジを果たした時点で、また相手が帝京でないことで、いわゆるハングリー精神が維持できているかどうか、優勝への思いのメンタルな部分が最後まで続くのかどうか心配です。

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