「ラグビーの世界史」を読む

ラグビーの世界史 楕円球をめぐる200年 トニーコリンズ著 北代美和子訳 白水社

この本は英国の歴史家である筆者が、200年に渡るラグビーの歴史をまとめたものです。460ページにも渡る大作です。とてもアカデミックな内容なのに、まるで小説を読んでいるような情緒あふれる文章で、読み進むうちに筆者のラグビー愛をひしひし感じることができ、一気に読破してしまいました。もちろん、日本ではこれまで全く語られていなかった史実や真実を、数多く知ることもできます。

このシリーズでは、この本の各章をネタバレにならない程度に追って紹介して、その史実の持つ意味を考えてみたいと思います。

第一回 序章 少年と楕円球

第二回 第一部 キックオフ

第三回 第二部 5カ国対抗に向けて

第四回 第三部 ラグビーを世界へ(その1)
(その2)

第五回 第四部 嵐迫り来る中の黄金時代(その1)
(その2)

第六回 第五部 両大戦下における挑戦と変化

第七回 第六部 ラグビーの新たなる地平

第八回 第七部 伝統と変化

第九回 第八部 21世紀へ

第十回 終章  ラグビーの魂