RWC2023フランスへの準備 日本ーフィジー戦 プレビュー (あと36日)

8月5日フィジー戦のメンバーが発表になった。

待ちに待ったラブスカフニが怪我から復帰し、ディアンズは新たな怪我(練習中の足捻挫)のため出場が見送られた。さらに下川がリザーブに配置された。

第一列
先発 稲垣、坂手、ヴァル
控え ミラー、堀江、具
垣永を加えこの体制はほぼ不動である。

第二列
先発 ムーア ファカタバ
控え 下川
下川は3列で出るかもしれない、コーネルセンがロックに回るかも

第3列
先発 コーネルセン ラブスカフニ 姫野
控え ガンター
待望のラブスカフニ復活、ガンターが控えというのも心強い。

SH SO
先発 斉藤 松田
控え 流 李
先週は調子の出なかった李君だが、松田も問われる

CTB
先発 長田、ライリー
控え 中村、
なんと、長田が連続先発、先週はフル出場も息切れだっただけに奮起を期待。
中村が登場で、長田がWTBに回ることが考えられる。

WTB ナイカブラ、マシレワ、松島
控え 無し
松島はWTBの方が活きると思われる。FBは山中の方が安定感とロングキックが魅力であるが、今回の不在は不安材料である。

対するフィジー
1戦目トンガ 、2戦目サモアを快勝した。今回はバックスのモンスターのラドラドラ、ツイソバは来日もしていない。ペテランはキャプテンの13番ワイニコロや、10番ヴォラヴォラ(怪我から復帰)。

フィジーは先週サモアをスクラムとパワーで圧倒した。その時の1、3番が先発し、HOも経験豊富なマタビシが入った。スクラムはジャパンを圧倒することになると予測される。ジャパンは押されても反則をしない推され方ができるかである。またやはり灼熱の東京の環境では、ハンドリングエラーが多くなるので、スクラムは覚悟しなければならない。

ジャパンは先週はトンガをダブルタックルで止めまくったが、今回もダブルでないと止まらないだろう。しかし、フィジーはオフロードが得意なので、2人目のボールを殺すタックルができるかが注目される。

課題は外のディフェンスである。状況判断の優れた、ヴォラヴォラ、ワイニコロが飛ばしパス外のスペースを狙ってくるはずである。ジャッカルに拘らずにブレークダウンの見極めを早くし、外のスペースを埋めるディフェンスが期待される。先週の松島の最後のタックルが3本は必要になる。
しかし、今回のフィジーのバックスはモンスター級ではなく、7th金メダリストをそろえたスピード重視である。一度ブレイクされたら追いつくのは至難の技となる。

ジャパンののぞみとすれば、フィジーの課題として集中力の持続が弱い点であろう。灼熱の東京では、フィジーは80分間集中できない。勝負は後半になる。流、ガンダー、中村投入テンポをあげれば、付いて来れなくなると思われる。
前半パワーとスピードでジャパンを圧倒しても、ジャパンがPGなどで10点差以内についていければ、ジャパンの勝機は広がる。

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