高校ラグビー3日結果 

年末年始は毎年ラグビー観戦てんこ盛りでだいぶ食べ過ぎ状態になっていますが、この日の4試合もバラエディーに飛んだごちそうでした。花園にも観客がもどって、いつもの風景が戻ってきています

第一試合 東福岡 京都成章

このカードは昨年度の準決勝の対戦の再現です。

いきなり成章の素晴らしいプレーが炸裂します。正月ラグビー三昧の生活の中深酒での朝の眠気眼の目が冷めました。京都成章がキックオフを受けて自陣オクからアタックで先制したのです。この中で昨年大活躍の帝京本橋くん(昨日も)の弟尚也クンがすばらいいカウンターでした。
東福岡はSO楢本君(筑波への進学?)らのフラットで早いパスでグランドの幅いっぱいの素晴らしいアタックです。こうなると成章の命であるディフェンスも横にひろがざるを得なくなり、そこに隙間ができます。そこを今度は縦に突き、ディフェンスの意識を中にひきつけ、その途端にオープンへの長いパスやキックパスなど東福岡は理にかなったラグビーで一挙に逆転しさらに点差を広げます。しかし、ヒガシは日本高校代表ハーフ朝倉君からのパスにらしからぬパスミスもあり、完全に圧倒するというところまでは行きません。
対する京都成章はキャプテンSO大島君(同志社へ進学?)の気合のこもった強積極的アタックでトライももぎ取り、メンバーの気持ちを切らせません。徐々に点差を縮めていきます。
終わってみれば31−25という6点差のクロスゲームになりました。

第二試合 国学院栃木ー長崎北陽台

こちらのゲームは第1試合とはうって変わって、ジリジリする胃の痛くなるラグビーでした。国栃は前半何度トライのチャンスがあったでしょうか、攻めまくる国栃に対してしてぎりぎりで反則やミスをさそい長崎が守るという構図が何度も繰り返されます。その中でインターセプトやターンオーバー、楕円球のいたづらなど目の離せない攻防が長い時間続きます。前半はついに双方ノートライで、0−3で終了しました。
最初のトライは國栃で後半7分ごろでした。0−10とします。その後長崎は自陣のスクラムから14番亀川が移動攻撃で真ん中を抜け70m独走、國栃もゴール前で止めますが、ラックから早くボールが出てトライゴールも決まり7−10と試合の行方は全くわかりません。
終了5まで5分となるなか必死に攻める長崎に対し、国栃が自陣でインターセプトして一気にゴール前まで持ち込み、ラックから右展開でトライゴールをとって10−17としてそのまま、最後は國栃がマイボールをキープしてノーサイドになりました

題三試合 常翔学園ー東海大仰星

常連校同士の対決です。このゲームがこの日一番のクロスゲームになると予想していいましたが、予想に反して意外な得点差になりました。

双方とも力の差はないとは思えるのですが、同じ大阪代表として手の内をしっていてその相性というものがあるのでしょうか、最初に主導権をにぎった仰星が最後までその主導権を渡さずに戦い切りました。

第四試合 佐賀工業ー桐蔭学園

桐蔭学園は完全に佐賀工業のアタックを完全に封じ込めて、前半に2トライ、後半に2トライと危なげなく戦いきりました。トライをとる時間帯が非常によかったので、余裕のあるゲームはこびでした。
2日前に重量級の久我山とがっぷり四つのゲームをした、佐賀工業にとっては、さらに桐蔭と戦うだけの力は残っていなかったようです。

準決勝組み合わせ

抽選が行われ準決勝のカードが決まりました

5日の対戦カードはなんど第1試合は仰星対ヒガシになりました。すでに伝説になっている昨年の元旦の21−21引き分けゲームの再戦です。

第二試合は 関東勢通しの対決。初の4強入を果たした国栃が桐蔭に望みます。関東大会では国栃がAブロック優勝で、桐蔭は流経にまけたので直接の対決はありません。

 

 

 

 

1日、2日、3日と毎日ボリュームたっぷりのラグビーを存分に堪能して、すでにお腹いっぱいですでに胃もたれ状態です。
今年の正月は、5日準決勝、7日リーグONE開幕戦、8日高校決勝とリーグONE3ゲーム、9日大学決勝とまだまだコースメニューが続きます。コースメニューとしてはやっと前菜がおわって、これからメイン料理が徐々に運ばれてくる段階に過ぎません。集中して観戦するのも結構体力をつかいます。

 

 

 

 

組み合わせ決定

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です