Jackal

ジャッカル Jackal 名詞 (戦 人)

タックル後の局面(ブレイクダウン)で、タックルの直後に相手ボールに絡みボールを奪い取るプレーの名称。タックルされたプレーヤーはボールを離さねばならないので、ジャッカルされボールに絡まれればノットリリースザボールのペナルテイとなってしまう。このプレーを得意とするジョージスミスの愛称がそのままプレーの名称になった。

しかし、このプレーには特別の技術を要する。
ラックが成立してしまうと手を使えないので、タックル成立後、ボールを地面におく寸前、または相手のサポートプレーヤーが到達する寸前にボールに絡むことが必要。さらにタックルしたプレーヤーは一旦相手を離し立ち上がってからでないとプレーに参加できないようになったので一層難しくなった。さらに、一度立ったとしてもジャッカル中に膝をついてしまったり自立できない状態ではプレーできない。非常に特別な才能、技術を要するプレーである。

したがって、本家のジョージスミスはもとより、このプレーを得意とするワラビーズのポーコックやウェールズのウォーバートンは職人と呼ばれる。世界では「フィッチャー」と呼ばれる。

ラグビーのFWの花形プレーの一つ。

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