地殻変動は始まったのか?収まったのか?チャンピオンシップを終えて(2)ワラビーズ

 

 

 

 

ワラビーズは進行する地盤沈下で出来た巨大な穴の拡大に飲みこまれそうになりながら、最終戦のそのまた後半、片足だけその淵にある状態で、かろうじて踏みとどまることができた。

最終戦を迎えるまでの状態

スーパーラグビーにおいてもすべてのオーストラリアチームの勝点が乏しく、スタジアムは閑散。さらに6月のテストマッチでは再起をかけるも、アイルランドに健闘しながらも対戦成績を勝ちこされて終了。この時点でオーストラリアのラグビー人気の低下もあわらになり、ワールドカップにむけてその基盤は崩壊するのかと危惧されていた。

しかもチャンピオンシップに入り、オールブラックス戦は2戦とも同じような展開で大差で大敗、南アかろうじて1勝できたが、またもアルゼンチンに完敗。チェイカ監督はカートリービールをSOにすえるなどしたが、成果をだしてもらえない。

運命の最終戦

こうして向かえた最終戦だが、相手プーマスに開始4分でいとも簡単に2トライを奪われる。この時点では、巨大な地盤沈下の穴に無残に落ちていくのをただ見ているだけになることと誰もが思った。目を背けたい無残な結果を見てしまうと思つた。

ところが後半になると、前に出る攻撃でいきなり3トライ連取と息を吹き返した。もしもヤコペーパーレフリーの無線装置の故障の中断がなければ、勢いはつづき、さらに2トライは連取できていただろう。

急に何がかわったのか、現象的には前に出る勢いが違っていたのはわかる。果たしてハーフタイプのチェイカ監督のトークがすべてを変えてたのか?

しかし、それは結果として上昇機運をワラビーズにもたらした。2度の大敗を喫したオールブラックスとのリベンジマッチがW杯決勝の地横浜でできるというのは幸運ですらある。2週間という沈下した地盤を修復し体制を整えるには充分の時間はできた。

 

オーストラリア11月遠征予定

27日 対ニュージーランド(横浜)
10日 対ウェールズ(カーディフ)
17日 対イタリア(パデュアら)
24日 対イングランド(ロンドン)

光が見えてきただけワラビーズだけに、最初のオールブラックス戦が重要になる
ここで大敗してしまうとまた元のチーム崩壊の危機に直面する。
なんとかオールブラックスにも対抗できる姿を来年を楽しみにする日本のファンにも見せておきたい。

ワラビーズはこれまでのW杯では優勝争いに絡まなかったことは1度もない。今それがその位置から脱落の危機は変わらない。

10日のウェールズ戦はW杯C組同組となる前哨戦。(お互い、手の内をかくす可能性多い)

だから最終イングランド戦こそ、オーストラリアが2019年W杯の
優勝候補の一員として残れるのかの合否判定の試験日となるだろう。合格点は勝利のみ。

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