2023年W杯年となりました。
初夢企画でギリシャ神話の神々でラグビーチームを作ったらどうなるかを考えてみました。
その4弾はハーフ陣です。
ハーフ陣は様々な仕掛けをすると同時に、頭脳的プレーで、ゲームをコントロールする力が必要です。いたづら好きのエロス(キューピット)と、ギリシャ神話一の頭脳の持ち主オデッセウスのコンビにまかせましょう。
9番 エロス(クピト、キューピット)
(背中に羽、金と銀の矢を放つ、イタヅラ好き)
エロスはキューピットのことです。日本を含め中世以降は子供の姿で天使のように可愛らしく描かれることが多いですが、ギリシャ神話では立派な青年です。いつもアフロディーテ(ビーナス)のそばにいます。恋に落ちてしまう金矢と、嫌いになってしまう銀の矢の2つの矢を持っていて、どこにでも飛んでいって、この2つの矢を打ちまくって男女関係に混乱をもたらすという、かなりのいたずら好きです。
こういったフットワークが軽く、いたずら好きな性格は、スクラムハーフに最適です。
ハーフからのシェイプで鋭いパスの矢を放ち分け、FWやバックスを自在に動かします。
しかし、エロスその矢を間違えて自分に差してしまったこともあります。プシュケーという美女に恋することになってしまいました。
10番 オデュッセウス
(頭脳明晰、戦略家)
ギリシャ神話ではオデッセウスほどの頭脳明晰はものはいません。
有名なトロイア戦争を決定づけたトロイの木馬の発案は彼です。また、アキレスの女装を見破もしました。また、その後の帰国劇の中でなかなか戻れない冒険航海(これがオデッセイの語源)を続ける中で、1つ目の巨人の島やセイレーンの海などさまざまな危機を迎えても、その頭脳的プレーで全てを乗り越えます。
また弓矢の名人で、コインの穴をとおす程の実力です。まさに針の穴を通すパステクニックもあると思われます。