コロナ禍とラグビー再開の狭間で

花園の高校ラグビー、記念の100回で63校参加でしたが、コロナの影響で無観客での開催になりました。

一方 大学選手権の決勝やトップリーグ開幕戦は国立競技場で観客を入れて行うことが発表されています。

大学選手権に向けて、選手権出場を巡って、各リーグは運営や順位決定に苦慮して実行されています。関係者の苦労が見えてきます。

関西では、天理大学で夏の時点でクラスターが発生、申し合わせにより、11月開催の変則ルールで行われ、天理の1位、同志社2位、3位は京産大と蹴って死しました。(順位決定戦も急遽近大でコロナ発生のため辞退、順位変動が1ゲーム中止となりました)

 

リーグ戦グループの順位決定方法(急遽追加)

関東ではリーグ戦で、土壇場になってトップを走っている東海大にクラスター発生となる事態です。

東海大学が明日の優勝がかかったリーグ戦最終日大戦を辞退、日大の不戦勝となりました。日大に勝ち点4が与えられます。

東海大学は今のところ全勝で勝ち点24でトップでしたので、24日に行われる流経大が大東大に勝てば、3校が勝ち点24で並ぶことになります。

この場合の順位決定の申し合わせが2日に関東協会から発表になり、当該校の対戦を覗く得失点差で順位を決定するという新ルールが制定されました

3校の勝ち点得点失点得失点差は下記の通りです。

東海大 24 297ー60 237点
流経大 20 249ー65 184点(53点差 残り1試合)
日大  24 235ー70 165点

つまり、流経大は54点差をつけて大東大に勝利すると流経大の優勝となります。

仮に53点差の場合は勝ち点、得失点で東海と並びます、この場合にはまた新しく追加ルールが適用され、「総得失トライ数で決定する」となりました。

現在の特失トライ数は
東海 52ー15 37
流経 48ー21 27
つまり53点を10 トライ離して取ることが必要になります。

これは流経大にとってはかなり難しい試合になります。ただし、先週、日大が大東大に88−5で勝利しているので可能性はあります。

負ければ勝ち点は20のまま、引き分の場合は勝ち点2がプラスされるだけなので、勝ち点24で日大、東海大が並び、直接付箋症で勝っている日大の優勝が決まります。流経大は3位になります。

大学選手権はどうなるのか

次は大学選手権がどうなるかです。
1位となれば19日からの出場で 関西2位の同志社と対抗戦4位(筑波か慶應か帝京)の勝者とのゲームが初戦になります。2位と3位は13日が初戦です。

東海大学は当面の活動停止という状態ですので、仮に1位となったとしても、19日に出場できるかもわかりません。また2位になったとしたら13日のゲームになり出場はよりきびしくなります。
予め出場辞退となれば、2位のチームが繰り上げ1位扱いになると思われます。

そうなると4位のチームが繰り上げ出場となるのでしょう。
現在勝ち点12の法政が最終戦の専修に勝てば4位確定です。現在勝ち点6の大東、中央にも出場の可能性が出てきました。ただし、大東と中央の当該対戦では引き分けておりまた話はややこしくなります。(仮の仮のまた仮の話ですのでここまで考える必要はないとは思いますが)

 

事前にわかれば繰り上げ出上などの対応が効くのですが、直然になって関係者に陽性者が出れば、ゲームは不戦勝不戦敗などの措置しかできません。

ラグビーの活動再開をどう判断するか

天理大は夏の時点でのコロナ発生、活動停止期間を克服して、1位で大学選手権にコマを進めることができました。 リーグ戦開始を変則にして11月開催になったことで時間があり準備ができました。

海の向こうのオータムネイションは無観客で開催されていますが、フィジー代表のコロナ発症で、総当たり戦は出場できなく全部不戦敗で4位が確定、しかし、5日土曜日にマレーフィールドでの順位確定戦のジョージア戦には復帰します。1ヶ月の自粛期間を経て、出場可能になったのでなんとか実施される様です。

関東の対抗戦では、日体大は11月頭の明大戦を辞退しましたが、11月21日には立大戦がおこなわれ、最終の12月6日の筑波戦も熊谷で実施される様です
部内での感染者が広がらなかったことが幸いでした

果たして、東海大はどうなるのでしょうか
20名もの陽性者が出たので再開は簡単ではないでしょう。

 

最後に
整いました

「コロナの拡大」とかけまして
ヨーロッパの御伽噺と解きます

その心は
陽性や要請など妖精が沢山出てきます

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です