サッカー通のためのラグビー知ったかぶり講座 :サッカーとラグビー試合時間はどちらが長い

サッカーとラグビーの試合時間 

 

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サッカーは45分ハーフ、ラグビーは40分ハーフです。でも実際の時間はどのくらいでしょう。

サッカーで前後半合わせて90分、ハーフタイムは15分となります。
これに怪我で中断の時間やゴール後の再会までの時間(いわゆるロスタイムが1分から5分程度)アディショナルタイムとして追加されます、

アディショナルタイムを5分づつと仮定すると、キックオフから終了までの時間は
45+5+15+45+5=115分=1時間55分となります

ラグビーは40分ハーフでハーフタイムは最大で15分と決められています
そうなるとラグビーの方がゲーム終了の時間は短くなるはずです。

リーグや国際マッチはタイムキーパー制をとっています、時間係のレフリーが時計を止めたり動かしたりします。
怪我人での中断時間やレフリーが選手に注意をする時などに時計を止めます
しかし、スクラムやラインアウト、キックでは時計を止めません

つまりサッカーはロスした時間を後で追加するという考え方だが、ラグビーは、都度時計を止めるというものです。したがってサッカー5分ほどのロスタイムがあったゲーム終了時のレフリーの時計の針や会場の時計は50分を刺しています。一方ラグビーではどんなに途中にロスタイムがあってもレフリーの試合終了時の時計の針およびは40分です。

ラグビーの試合時間の実際

最近のラグビーは時計を止めることが非常に多い

ひとつは安全面の問題です。もう一つがTMOの導入です。

昔のラグビーは頭を打って伸びてしまった選手にヤカンの水をかけるとすぐに回復してプレーに参加するなんて光景がよくありました。しかし今は安全性に関しては非常に厳しくなっています。特に頭部分の接触プレーの場合はすぐにゲームは中断されます。脳震盪の疑いのある場合は、すぐに動かすことは危険です、頭を固定しストレッチャーで運び出されます。脳震盪のチェックをする間は代わりの選手を入れても良いことになっています(元い、脳震盪の疑いのある選手は制定10分間ピッチから出て専門医の診断を受けなけれななりません。

また最近のラグビー選手の体格やフィジカルやスピードは大変なものがあります。100キロを超える選手同士が、全速力、全力でぶつかれば怪我をしない方がおかしいほど。空中戦も厳しくなっています。

もう一つの長くなる原因が最近サッカーでも導入されたビデオ判定TMO(テレビマッチオフィシャル)の導入です。先ほどの怪我の時はもちろん、反則(特に危険な反則)や微妙なトライの判定など、時間を遡ってチェックします。一旦出された判定も、観客のブーイングや会場の大画面で映し出されたリプレーをレフリーが見てビデオで再度確認することもあり、実際に判定が覆ることもあります。映像は会場の大画面でも同時に映し出されるので、会場のファンも一緒にハラハラドキドキ、しかも納得度は高くなります。ただし時間は長くなります。

 

サッカーとラグビーでは終わらせ方が全く違う。

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サッカーはインプレー中であっても、所定時間がすぎて、アディショナルなるタイムが終了すると、ボールがどこにあっても終了の笛がなります。ただ最後にペナルティがあった後に時間がきたときには、次のペナルティキックだけは認めています。ただしそれもキックだけで例えばポストに当たって跳ね返ったボールを押し込んでも得点は認められす試合終了となります。

ラグビーはランニングタイム制では40分になるとまずホーンが鳴らされます。しかしその後もプレーが止まらないと終了になりません。プレーが止まるとはノックオンなどのミスがあったりボールが外に出たりすることです。反則ではプレーは続きます。昨年度からホーンが鳴った後PGで直接蹴り出しても、終わらないことになりました、ラインアウトを行います、

したがって、ミスが出ない限り、80分をすぎても延々とゲームは続きます。ま僅差で負けているチームがホーンが鳴った後もボールを維持し続け、20フェイスを超え、終了時間後10分以上もミス無くせめて逆転トライなんていうスリリングな光景は国内でもたまにあります。それは大いに盛り上がります。

 

気になる試合終了時間の目安

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そこで気になるのは夜の開始のラグビーのゲームが一体何時に終流のか、最終電車に間に合うのかという差し迫った問題です。

開幕戦の東京スタジアムの日本ーロシア戦の開始時間は19:45分です。
激しいゲームになると思いますので、怪我などでレフリーが時計を止めている時間を20分と仮定しましょう。日本が大差で勝利できれば、ホーン後のプレイタイムは短いはずです。ただし、試合開始時刻そのものが遅れるのではと考えられます。昔のラグビーは開始時間はかっ知り決まっていて、遅れることは考えられませんでした。しかし、今は簡単に開始時間が遅れます。開会式のイベントが押してくると10分程度は遅れるのではないでしょうか。

となると 試合開始は7時55分

試合時間は40分+10分+¥3分 +15分+40分+15分+2分125分

試合終了時刻は10時を超えます。

インタビューや挨拶をスルーして速攻帰ってもスタジアムを出るまでに15分飛田給駅まで混雑で歩いて30分 上手くいって10時50分発の上りに乗れます。

ほぼ最終電車で大宮着は12時16分 千葉は12時36分、大船12時40分です

 

交通各機関への提案というかお願い

これではせっかくのゲームの余韻を楽しんだり、ファンとの国際交流を図ることは難しくなります。ここで提案です。京王線、JR、地下鉄、ゲーム当日は是非とも終夜運転を行ってもらいたい。4年に一度ではなく一生に一度のイベントです。終電を気にせず交流ができたら素晴らしい夜になります。

2015W杯開幕戦イングランドーフィジー戦も開始時間が遅れました。しかし、ロンドンはバスが終夜運転を行っているので、その後パブで盛り上がっても安心して楽しめました。トラブルでホテルが急遽変更になったのですが、運行状況もアイホンで確認でき、私でも迷うことなく初めて泊まる宿に行き着けました。しかし宿についたのは3時半ごろでしたが。。

 

 

 

 

 

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