準決勝 46 ウェールズ 南アフリカ 結果

プールマッチナンバー 46
キックオフ日時 10月 28日(日)17 ;00
会場 横浜  天候
レフリー ガルゼス

1、メンバー発表時の予測、見どころなど

南アフリカはいつもの通り3日前に早々とメンバーを発表。
ウィングのコルビが負傷で、代わりにンコシが入ります。

控えが6名のフォワードで、バックスはHヤンチーズとステインの2人のみ

ムヤワリナ、ンモナンビ、マルハーバ、エツベス、ディアハー、コリシ、デュトイ、ファミュルーレン、
デクラーク、ポラード、
マピンピ、デアレンデ、AM、ンコシ、ルルー

控え
Mマークス、キッソズ、Vコッホ
RGスナイマン、モスタート、Fロウ
Hヤンチーズ、ステイン

ウェールズは予定時間通りに発表、ナビリに代わり、モリアーティーが先発、リーアムウイリアムスがけがで、ハーフペニーが先発です。

Wジョーンズ、Kオーエンス、Tフランシス、Jボール、AWジョーンズ、ワインライト、ティプリック、モリアーティ
Gデイビス、Dビガー
Jアダムス、Hパークス、Jデイビス、Gノース、Lハーフペニー

控え
Dディー、Rカリー、dルイス、Aバード、Aシンクラー、Tウィルソン、Rパッチエル、Oワトキンソン

Jアダムスとマピンピはともに現在5トライで、松島と並んでトライトップです。どちらがトライ王をとるか見どころです。

ゲームはウェールズは14人のフランスにも苦戦しなかなか調子が出ていません。スタミナも問題に見えます。また、控えの人材も不足していて難しいかもしれません。南アは間違いなくFW勝負に出てくると思われます。

 

 2、観戦方法、場所

C席2階

3、ゲーム結果

得点
1T  1G  3PG  DG     1T 1G  4PG  DG

4、特筆事項 感想

 

今日はウェールズの応援で特に「ブレッドオブヘブン(ロンダの谷)」の歌で応援しようと新横浜に向かいました

新横浜は、赤のジャージ、緑のジャージ、ジャパンのジャージ、イングランドのジャージ、など様々なジャージの海外からのサポーターで早くから混雑している。昨夜の続きなのか「スイングロウ」の歌声も聞こえたりして。そんなわけで、どちらかというとウェールズのジャージは少ない状況、赤いジャージの人に何人か話を聞いてみても実はイングランドからの人やアイルランドの人だったりして、本当のウェールズからの応援はさらに少ないかも。ウェールズ押しの私は、これでゲーム前の「ランドオブマイファーザーズ」が大合唱されるかとちょっと心配になりながら会場に向かった。ウェールズという国は「やっぱり小さくあまりに豊かでないのかな」とも感じた次第。

しかし、心配は他所にキックオフ前は南ア国歌もランドオブマイファーザーも両方とも大合唱になりひとまず安心。

ゲームの方は、双方とも手堅くキック合戦の様相を見せる。南アはほとんどデクラーク からのキック、しかしこれを、小柄なハーフペニーは必ず確実にキャッチ、それでもまたキックをあげるデクラーク 、それでもジャンプしてキャッチしまくるハーフペニーと我慢比べのような状況が続く。負けずとハイパンをあげるガレスエドワーズ、スクラムは南アが優勢。終了間際にキックパスを追いかけたジョージノースは足を負傷して離脱のアクシデント発生。双方ともトライが出るようには感じられない展開で前半終了。

ハーフタイムでは、会場全体で仲良く「スイートキャロライン」を熱唱。これもここはボストンかとも思えるほど盛り上がった。

後半もそのような状況が続き、9−9のまま推移する。これはひょっとして延長戦かとも頭をよぎる。最初にトライが生まれたのは後半20分ごろ、南アでした。
これで9−16となる。ここでウェールズはダンビガーからパッチェルに交代(ダンビガーも怪我をしている様子)。南アの反則でゴーむ前まで攻め込み、真ん中でPGを得ますが狙わず少し劣勢と思われるスクラムをあえて選択。これは4年前のブライトンを思い起こさせた。そしてスクラムからの速い球出しで右ウィングjJアダムスが右隅にトライ。このトライでJアダムス6個目となり、トライ王の単独トップ。コンバージョンはかなり難しい位置だが、ハーフベニーが落ち着いて決めて16ー16の同点にまた追いつく。

最後は南アの猛攻にウェールズが反則を犯してしまい、ポラードのキックで勝ち越しで逃げ切り16−19で幕でした。

必死に頑張ったウェールズに拍手を送りたいと思います。ウェールズは怪我人が続出して、満身創痍状態、1本目と2本目の差が大きく人材難なのが響いたと思います。南アも確実なゲームプランだったと思いますが、もっとFWでガンガン行けば楽なゲーム展開も考えられたのでしょうが、キックを確実に処理したウェールズが見事でした。圧巻はスクラムからの同点トライの場面でこれにはしびれました。

帰り道、とぼとぼと「ブレッドオブヘブン(ロンダの谷)」を痛いながら歩いていると、後ろの年配のウェールズ人の女性も一緒に歌い始めました。やっと一緒にウェールズ人と「ブレッドオブヘブン」を歌えたのですが、残念ながら大合唱までは至りませんでした。

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