スコットランドラグビーと音楽 スコットランドの花にまつわる話
ラグビー観戦のための準備(当日持ち物リスト)
´当日の持ち物チェックリストです。
チケット 必須
チケットホルダー 有ると便利
ガイドブック選手名鑑
会場周辺ガイド
交通手段、スタジアム、ファンゾーン地図
双眼鏡
座布団
雨合羽 傘は禁止です
応援グッズ
応援のジャージ
キャップ
タオル
応援旗
応援ボード
仮装道具一式
現金、カード類
FMラジオ
イヤホン
スマホ
カメラ
サイン帳
サインペン
タオル
ビニール袋
簡単なおつまみ この程度は持ち込み出来る
2、より交流を深めるために
交換グッズ
歌詞カード
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安息日の事 炎のランナー

この映画とラグビーには大きな関係があって、主人公の一人、エリックリデルは、スコットランドの元ラグビー選手(ポジションはウイング)。足が早いので短距離のイギリス代表としてパリでのオリンピックに出場することになるのですが、レース当日が日曜に重なってしまいます。敬虔なクリスチャンである彼は安息日である日曜にはラグビーやレースへは出場しません。さあどうなることか、このあとはネタバレになるので、是非もう一度映画を見てください。
ラグビー選手で日曜にゲームに出ない選手といえば、オールブラックスにマイケルジョーンズという選手がいました。最強の第三列目でオールブラックスにはなくてはならない選手でしたが、敬虔なクリスチャンで、実際に91年のワールドカップの際も出場を拒否して出ていません。
またラグビー強国トンガですが、憲法で日曜を安息日として制定、安息日は一切の労働や活動をしてはならないことになっています。実際トンガの日曜は町の店は一切閉店、街には警察官も誰もいなくなります。
トンガは今回のW杯にC組で出場することになりましたが、札幌のイングランド戦含めゲームの日はほとんど日曜です。トンガの国技はラグビーです。ワールドカップでは、超法規的措置が取られたということです。
イングランドラグビーと音楽 2 聖地エルサレム
サッカー通のためのラグビー知ったかぶり講座:ラグビーでの80mドリブル5人抜き事件
ラグビーでの80mドリブル5人抜き事件
サッカーで個人技のドリブルで相手を抜き去りゴール前に持ち込み「シュート」「ゴール」一番盛り上がるプレーの一つではないでしょうか。
今ではなかなか見られませんがラグビーでもドリブルをしても全く構いません。70年代初期頃まではラグビーでも集団でボールを足で蹴りながら前に進むという「マスドリブル」という戦術がラグビーにもあってよく使われたりしていました。うろ覚えですが60年代の学園青春ドラマ「これが青春だ」(かな?)で負けそうだったチームが奮起して最後に逆転トライをとったときの戦術がこの「マスドリブル」だったと記憶しています。この戦術はサッカーの初期のころよく使われた戦術だったそうです。ラグビーの場合は、ボールが楕円なのでどちらに転ぶかわかりませんのでボールのコントロールは難しいです。また相手も手でボールを拾い上げても良いので、すぐにボールを奪われてしまうのがオチです。
ところがタイトルにあるように驚くべき事にラグビーのゲームで1人で80mドリブルし相手5人を抜き去り、トライに結びつけたというプレーがありました
昔のことではありません、つい先日、先週の土曜日(9月22日)のことです。トップリーグのパナソニック対ヤマハのゲームです。パナソニックのSO山沢選手によってなされました
前半5分、味方のエース福岡選手が脳震盪で離脱、自陣ゴール前でのヤマハボールスクラム、先制を許してしまう絶対的ピンチな状態です。
絶対的自信に溢れているだろうヤマハのスクラムから、どういうわけかボールがこぼれ出ます。ボールを崩れた体勢ながら右足で蹴り、ます2人を抜きます。次に左足、拾おうとした五郎丸選手がもたついたボールをまた蹴り返し22m内まで一人でもちこます、最後はゴール前まで、キックしたボールを自ら拾い上げ、フォローしてきた14番の山田選手にパスしてトライを演出。
40年以上ラグビーを観戦してきましたがこんなプレーは他に見たことがありません。
ちなみに山田選手は最後にパスをもらってトライをしただけなのにこの試合MVPになっています
山沢選手は前節の東芝戦のゲームでもキックにランにと変幻自在なプレーで一人で18得点の大活躍でした。二度キックをしてトライとか、ボールを持ったらランで80m以上も前進しトライなど、ものすごい神がかりプレーのオンパレードでした。ヘッドコーチのロビーディーンズさんもその前の日にプレーしたダンカーターに匹敵すると手放しの大絶賛です。
山沢選手は中学生の頃はサッカー部でサッカーのセンスも際立っていました。そのままサッカー界に行っていたらどのような選手になっていたでしょう。
サッカー通のためのラグビー知ったかぶり講座 :ラグビーにもヘディングと胸トラップがあるなんて& 手を使っていいラグビーにもハンドの反則があるってほんと
ラグビーにもヘディングと胸トラップがあるなんて& 手を使っていいラグビーでもハンドの反則があるってほんと
サッカーは手を使ってはいけない。ラグビーはボールを前に落としてはいけない。
常識ですね。これは誰も知っている基本的ルールです。ルールというかそれが各々のスポーツを他のスポーツと違うものとして特徴付けるシンボルと言って良いと思います。
サッカーでは手を使ってはいけないだけで、頭、胸、お腹、などその他すべての体の部位を使って良いことになっています。もちろん手以外で前に落としてもオッケーです。故意でないにしても偶発的に手に触れても大抵はペナルティーになります。(神の手はありましたが)
ラグビーはボールを手でもって走ったりパスをしても良いのですが、前に投げたり、前に落とすと「スローフォワード」「ノックオン」という軽い反則(反則というよりミス)で相手ボールのスクラムで再開されます。
手に触れてボールが地面に落ちてもノックオンにならないケースが3つあります。
ドロップゴールを狙う場合
ドロップキックでの再開の場合
相手のキックしたボールを素早くブロックして手で弾き落とした場合
あまり見ませんが、頭や顔、胸に当たって、前に落ちたらどうなるでしょう。ラグビーのルールでは手からボールが落ちた時にノックオンとされるので、これは明確にノックオンではありません。ラグビーではヘディングや胸トラップはキックと同じとみなされます。このことはラグビー経験者でも知らない人が多いです。このページを読んでくれるサッカー通の君、知っておけば今度自慢できますよ。
実際あまりそのようなプレーは見たことがありませんが、一度だけヘディングがトライに繋がったプレーがありました。それは数年前のスーパーラグビーの準決勝のことだったと思います。パスしたボールが味方の頭にあたりインゴールに転がって、そのボールを後ろから追いかけた選手がインゴールで抑えてトライになりました。会場全体からブーイングの声も上がりましたが、レフリーはしっかりしてトライを認めました
サッカー関係者の方、もっと戦術的にヘディングや胸トラップを使えば良いのにと思っていませんか?
やっても良いけれどあまり効果的なものになるでしょうか?胸でトラップするならば確実に手でキャッチできると思うし、ヘディングするより手を伸ばしたほうが高い位置でボールに触れることが可能です。ただし最近大きく蹴り返されボールをキャッチするのが難しい体勢の時などサッカーと同じように足でトラップしてボールの勢いを止めてから手で拾ってプレーをするケースが多く見られます。
ラグビーにも手を使ってはいけないケースがあります。
タックルされて倒れた(膝をついた)プレーヤーは素早くボールを離さなければなりません。ボールを抱えたままでいては重い反則になります。
ボールが地面にある状態での密集(ラックと言います)の中のボールは密集に加わっているプレーヤーはボールに触ることができません。スクラムでも同様です。このような密集の中で手を使うことをハンドと言って重い反則になります。
ボールが密集から出ていれば手で扱使うことが可能なのですが、ボールが出ているかどうかは微妙です。レフリーの判断も微妙な場面は多く見られます。
密集最後尾のプレーヤーが足下にあるボールを拾い上げることはオッケーです。
サッカー通のためのラグビー知ったかぶり講座:サイドラインとタッチラインその驚くべき真実
サイドラインとタッチラインその驚くべき真実
サッカーとラグビーの内外の違い
サッカーはタッチラインからボールが完全に出ないとボールアウトではない。
サイドラインという人もいるが競技規則上の正式名称はタッチラインです。
タッチラインの割った事を 「アウト」「出た」とか言い、笛がなりプレーが止まります,もちろんラインの上にあるボールををピッチの外にいる選手が足でさばいても「出た」ことにはならない
このラインをラグビーでも正式名でタッチラインといいますが、サイドラインという人はいません
しかもボールが外に出ることを「タッチ」と呼みます
ボールがタッチラインに触れた時点でタッチ、
ボールが内側にあってもボールを保持した選手の体の一部がラインに触れたらタッチ、
解かりやすいです。
ラグビーでボールが空中にある場合のタッチの考え方
ボールが空中でタッチを割っても タッチの内側のプレーヤーが内側からジャンプし
空中のボールをタッチの中に弾き返し、プレーヤーがタッチの外に着地してもタッチでではない
(ついこの前まではもっとすごく、タッチの外に位置をとったプレーヤーがタッチの外の空中でボールをキャッチし,フィールドの中に着地すればタッチではなかったのです。今年から正式にルール変更になりました)
サッカーもラグビーも同じフットボールから袂をたがえて発達したスポーツなのに
こんな些細な事さえだいぶ違っています 面白いですね。
タッチラインにタッチしたら外だからタッチラインではない
何故タッチラインと名がついたかというと、
今まで話したことから、誰もがラグビーのようにラインに触ったら外だから「タッチライン」と呼ぶと思うことでしょう。実は全く違っています。
サッカーもラグビーも同じフットボールだった頃はレフリーはおらず
ルールや判定もキャプテン同士が話し合って都度決めていました
サイドのライン(今のタッチライン)の外にボールが出たときは
素早くそのボールを追いかけて先に触った者がそのチームのボール権を獲得し、スローインで再開することにしたということです
そのためにボールを触ること(=タッチ)の競争が始まるラインとして「タッチライン」と呼ばれるようになりました。
今のラグビーでは、ボールがタッチに出てもレフリーはホイッスルを吹きません。ボール保持権のあるチームは素早く拾って、タッチを割った地点の自陣からならば真横か斜め後ろになら投げ入れることができる様になっています。タッチを割って何かにあったりボール保持権を持たないチームのメンバーが触れれば、笛が吹かれ、ラインアウトでの再開です。