フランスワインのお勉強 第四回 ぶどうの品種(その2) 白

ワイン音痴の私は、ラフビーW杯フランス大会までにワイン(特にフランスワイン)の知識を得ようと思い立ちました。しかし、普段ビールやウイスキーのみで、ワイン飲まない習慣の私には、実際一向に知識は増えません。少しずつ勉強の成果を綴っていきたいと思います。(ワイン通の方には当たり前のことなのでしょうけれども)

赤では、カベルネ・ソーベニオンか、ピノ・ノワール、白ではソーベニヨンくらいしか名前は知りませんでした。もう少し広げ、特徴などもう少し深掘りして勉強してみたいと思います。

1)シャルドネ

シャルドネは「白ぶどうの女王」です。実はこのシャルドネ、産地によって気候や土壌でその特徴は幅広くなります。

ブルゴーニュの白といえば「シャブリ」です。これが典型的なシャルドネです。辛口淡麗ですが、これは土壌が特別な石灰質でできていることも影響しています。

また最高級の「コルトンシャルルマーニュ」は有名なコルトンの丘で栽培されます。こちらも石灰質の丘ですが、こちらはナッツのようなミネラルを感じるらしいです。(シャルルマーニュとはカール大帝のことです。)

シャンパンもやはりシャルドネですが、通常はシャルドネにピノ・ノワール、ピノムニエの3種のブレンドです。シャルドネ100%のシャンパンは「ブランドブラン=白の白」と呼ばれて特別になります。(逆に「ブランドノアールは黒の白」、100%黒ぶどうからのシャンパン)

 

2)リースリング

辛口の白といえばリースリングになります。ドイツの白ワインはほとんどこのリースリングです。

フランスではドイツに近いアルザス地区のワインが、このリーリングできています。アルザスの美味しい郷土料理とこの辛口はよく会います。

 

3)ソーベンニオンブラン

フレッシュで爽快、香りも豊かで、若々しくほろ苦さもあります。
フランスではロワール川沿いで育ちます。

ニュージーランドの白ワインは多くがこのソーベニオンブランです。南島の北の端マールボロで作られます。オールブラックスも白がお好みのでしょうか?

4)シュナンブラン

シュナンブランは、そのロワール川の石灰質の土壌で生まれました。冷涼が土地が最適です。熟成によって、デザートワインのような甘いワインにもなります。

今では南アフリカのワインはこのシュナンブランが多数を占めます。
連覇を狙う南アフリカのラグビーチームにとっては、地元を思い出す欠かせないワインになっているはずです。

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