南アーオーストラリア 42−12
プレトリアは超満員で、すでにワールドカップが始まったかのようなお祭りさわぎ、95年のワールドカップ決勝でのジャンボジェットの低空飛行パフォーマンスがこの日は4機にエスカレート。
南アのメンバーの主力13人はすでに先発隊としてニュージーランドにいっていまっている。したがってこの日のメンバーは残った面々で構成されている。(ディアレンデ、デクラーク、コルビ、スミス、など日本でおなじみの顔はない)
それでいてもものすごく強力だ、最終的な代表入りを確定させるべく、気の入ったプレーぶりであった。
エディさんのオーストラリアは、エディさんお気に入りのクーパーがSO,でもキックオフやゴールキックはリースホッジにおまかせ。初っ端のコロインベテのど迫力のトライはみごと。しかし、南アの圧力は異常で、オーストラリアはそのあといいとこななく敗退となった。新チームが起動になるのはまだまだ時間がかかるようだ。気になるのは中継でエディさんなどスタッフを抜く画面がなく、その後のエディさんの発言もあまり伝わってこない点だ。でも最後の最後で2トライ目をとって次につなげた・
南アははやばやとAB戦のメンバーを発表した。デクラーク、クワッがスミス、ディアレンデなどおなじみの選手ばかりで、これは第二の日本代表だ。
アルゼンチンーオールブラックス 12−41
こちらのメンドゥーサも4万人の大観衆。アルゼンチンは初っ端なからマッケンジーにプレッシャーをかけ、マテーラのチャージからあわやトライという気迫をみせる。しかし、その後ABも落ち着いて、特にスクラムで圧倒する。この日のアルゼンチン3番はゴメスでなく、スクラビで完全におしまけていた。ABの強さは全員が走るコースとパスのタイミングの正確さにある。絶対にトライチャンスは逃さない。この日はバレット3兄弟揃いぶみ。完全にアルゼンチンを圧倒した。
最後の最後で、千両役者のクレービーがトライをとって終了となり、ファンは溜飲をさげた。