第5節

ウェールズ オーストラリア

どうも両チームとも調子が上がりません。ジョージアに負けたウェールズと、イタリアにまけたオーストラリアの対決です。

オーストラリアはけが人が多く、先発にもキャップの少ない選手が目立ちます。いわば国中をさがしてメンバーを集めている印象。31歳のサントリーのタラカイも代表デビューです。日本でも活躍したオーストラリアAの選手も多く出ています。

ウェールズもジャックモーガンやリオダイヤーなどルーキーが活躍できましたが、アンスコムやアランウィンジョーンズなどロートルも頑張っているし、こちらもメンバー集めにやっきなイマージです。

両チームとも来年のW杯にはメンバーがかたまるのでしょうか?
この2チームはジャパンがプール戦を通過した場合に当たるのは確実(いやいやジョージアが出てくるかも)です。イングランドかアルゼンチンよりも戦いやすい印象。ジャパンはプール戦を勝ち抜く実力ならベスト4の可能性が見えてきました。

ゲームの方は両チームともイエローカードが出たときに完全に状況がかわり、得点失点を重ねるということで、最初はウェールズが点差をつけたのに最後は人数が揃った時に追いつかれ、逆転されてしまう結果。

イングランド 南ア

イングランドにとっては、19年のW杯の決勝のリベンジマッチであった。しかし今回もイングランドは完全に力負けとしか言いようがない。ファレルのキックが調子悪いだけでこのような結果になる。イングランドは精神的な波があるとおもえてならない。気合が入った調子に乗って勝てると思ったゲーム(ジャパン戦など)は力が出るが、危なそうだと思ったときにはまるで調子が出ない。先のオールブラックス戦も同じようである。前にも書いた覚えがあるが、ラグビーは全人格で勝負するスポーツだ。点数で負けても素晴らしい精神性や成長を遂げたチームが最終的な勝者であろう。今のイングランドは南アのラグビーへの精神性には全く及ばないのは当然の結果のように思える。謙虚さや真摯に向き合う姿勢などが感じ取れない。そこに根本の問題があるのではないだろうか?
イングランドはトゥイッケナムで1勝、2敗 1分けで終了した。この秋のシリーズでの収穫はあったのだろうか?

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