花園のゲームも2試合ともに、拮抗したゲームになりました
明治ー天理
結果27−17
明治は早稲田戦同様に序盤からスクラムで圧倒します。しかし、PKからラインアウトーモールの流れがうまくいきません。早明戦はラインアウトがうまくいかず、こんかいはスローインはいいのですが、その後のモールで押せず、バックス展開でもハンドリングエラーをしてしまいます。それでも点差を広げての前半終了となりました。
後半もスクラムでペネルディトライ&シンビンをとり、24−3と圧倒します。
しかしこれからがいけません、天理に連続2トライを返され、7点差まで迫れてしまいます。
天理は今年はメンバーの固定がおくれていたようです。スクラムで圧倒されたのも計算外でした。
大東大 同志社
結果 29−31
前半は同志社が先制してトライを量産ます。しかしことごとぐGKが決まりません、食い下がる大東が追いかける展開でした。20点差を8点差まで縮めての前半終了でした。
後半になって、ついに一時は大東が24−23と逆転します。
しかしすぐにPGで同志社は逆転し、僅差のままノーサイドの時間が近くなります。大東はゴール前ラインアウトからトライを決めて2点差になります。ただし、タッチライン際でした。最後のゴールは3年生の戸野辺君にまかされます。戸野辺君のお父さん大東大が優勝したときのキッカーでした。
ゴールは決まらずノーサイドとなったのですが、これを見届けたメンバーは全員がまるで勝ったかのように笑顔でした。ベンチにかえってからは涙もみえました非常に爽やかな敗戦でした。
これで、対抗戦、リーグ戦、関西の力関係が見えてきました。
スクラムやフィジカルでは帝京が圧倒的でしょう。同士社のチャンスはうすそうです。日大と京産大はいい勝負になると思われます。日大ー東海が同等と見ると慶応もチャンスがあるかに思えますが、慶応の得点力のなさはいかんともし難いです。明治のゲーム運びのまずさは3週前のように早稲田に付け入るスキを与えてしまうかもしれません。