スーパーラグビーの3週目です。
今週の目玉はチーフスが地元でサンウルブスに敗れたことですがそれは別な記事を参照くださいい。
ハイランダーズがレベルズに、ブルースがジャガーズに負けるなど、やはり、NZ勢が地盤沈下しているのでしょうか?
クルセイダーズを除き、代表レベルが休んでいたりしてまだチームが完成していないように見えます。
ハリケーンズ ブランビーズ 43−13
ハリケーンズはやっとペネナラーバリットのハーフ陣が揃い、ホームのゲームで、好調のブランビーズ を一蹴しました。ボーデンバリットは新婚旅行から帰ってきての合流です。
前節はクルセイダーズ相手に全く良いとことのないハリケーンズですが、地元に帰りさらに役者も揃うと流石に強いです。
前半ターンオーバーから次々にトライ
前半最後と後半最初には、ペネナラの右手一本のフィリップパスが炸裂です。ともにトライにつながりました。
最後もターンオーバーからトライと突き放しての終了。
ブランビーズは先週はチーフスには圧勝したのに、今週はハリケーンズには沈黙。先週は生き生きしていたリアリーファノも今日は元気ありません。頼みのポーコックもイエローを食らうなどチグハグでした。
レベルズ ハイランダーズ 24−19
レベルズはクウェイド・クーパーがレッズから移籍、ゲニアとの世界最攻撃的ハーフコンビが復活です。早速挨拶がわりの早技のノールックパスやノールックのゴロパンなどファンタジスタぶりを存分に発揮、まさに針の穴をつく球さばきで、トライを演出して見せました。どこからいつボールが出たのかスロー再生でないとわかりません。
ゲニアも昨年はエイトのナキ(アマナキ・レリィーマフィー)との8−9コンビが効果的でしたが、ナキは例の問題で今年はチームにいません。今度の見せ場はクーパーとの長年の9−10コンビの復活です。
ここで一句
ナキは無き でもクーパーが 来れ居どる(クレイドる)(お粗末様でした)
クーパーも髪型を変え、髭も少しダンディになり、ちょっと大人のイメージになっています。髪型といえば、2枚目でクール風だったロックのルーク・ジョーンズが突然丸刈り&ハチマキスタイルになり、コワオモテ風になっています。
ハイランダーズはアーロン・スミス、ベンス・ミスの両スミスがまだお休み中で、スタンドオフもソポアンガの移籍で、ウェールズのガットランド監督の息子、ブリン・ガットランドが先発です。注目しましたが、まだチームにあっていないようです。
それにしても昨年はNZ勢に全く歯がたたたなかったオーストラリアのチームがここまでは互角以上に頑張っています。
またこのゲームのレフリーは先週、秩父宮でサンウルブスーワラタス戦を吹いた南アフリカのレフリー。先週はスクラムやブレークダウン、フォワードバスなど疑問符がつく笛が多く解説の清宮さんから早々にダメ出しをくらっていますが、今回も同じように正直言ってひどいレフリングでした。笛がまず遅い、アドバンテージのジェスチャーがない、と思うとノックオンなどやたら早い笛もある。さらには、ヘディングをノックオンととるミスジャッジ、コーションがどちらに対してなのかはっきりしない、などなど、ゲニアが怒るのも無理はありません。
レッズ クルセイダーズ 12-22
やっぱりクルセイダーズは強かった。 以上。
ジャガーズ ブルース 23−19
ブルースは南アからアルゼンチンまで遠征してジャガーズに敗北です。開幕から勝ち星なしの3連敗。
ジャガーズは前半終了前、PGからタッチを蹴ると見せかけパスで攻め、サッカースキルのキックで右左に揺さぶり、最後は左隅にトライ。これで逆転し最後までリードを守りました。
来週はとんぼ返りで地元に帰りますが、勝利で気を吐くサンウルブスと対戦です。サンウルブスの移動は逆に僅か2時間だけ、きびしい戦いになると思われます。