グラウンディング

グラウンディング grounding  動名詞 (ル)

インゴールの地面にボールをつける事である。

ゴールラインの内側にボールを持ち込んでも、地面につけなけらば、トライとならない。この時地面にボールをつける行為をグラウンディングという。ディフェンス側はとにかくボールの下に体の一部を差し込んで、ボールが地面につかないように阻止しようとする。何人もの手や腕や肘や足やつま先や首がボールの下に差し込まれトライを防ごうとする。

このような密集の中では、ボールが地面に着いたがどうか(=グラウンディングできたかどうか)の判定が見えにくい。 TMOなどで何度も確認してもグラウンディングが認められなければトライとなならない。
ジャパンのスクラムハーフ田中史朗はゲームの前にTMOのカメラの位置を確認し、カメラと密集の間に立つ事でグラウンディングの瞬間をカメラに映らないようにするプレーを得意としている。

防御側もグラウンディングできる。自陣のインゴール内にグラウンディングした場合。防御側が持ち込めばキャリーバックといい攻撃側の5mスクラム。攻撃側が持ち込んだ場合はドロップアウトで 22mラインからのグラウンディングした側のドロップキックでの再開となる。

ラグビーにはサッカーのようなオウンゴールは無い。

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