トヨタの顔、いや今やジャパンの顔、いやいや世界のラガーマンの一員となるまで成長したのが姫野和樹でしょう。帝京大を卒業してトヨタに入団、１年目からキャプテンを務め続ける根っからのリーダーです。得意とするジャカルは流行語にもなりました。冷静で熱く、知的でフィジカル、笑顔も素敵で人気はうなぎのぼりです。副将はSHの茂野、NZでの武者修行で大きく成長、ジャパンの３人のSHの中でも引けを取りません。本番では出場できなかったけれど、その存在がジャパンの躍進を産みました。POの木津は最後にスクラムのアピールでジャパン入りを果たしました。やはり出場はなりませんでしたが、茂野同様ジャパンの底上げに寄与したことは大きい実績です。
何と言っても世界を仰天させたのは、オールブラックスのキャプテン、キアラン＝リードの参戦です。姫野と組む第三列はどのチームにとっても脅威以外何ものでもありません。
これに加え南ア代表からは、アプロンに加えFBにウィリー＝ルルーがキャノンから移籍してきました。
監督を務めるのはサイモンだが、なんとオールブラックスのヘッドコーチスティーブハンセンがコーチ陣に名前を連ねました。最高のメンツに最高のコーチ、トヨタの躍進は期待できます。