10月1日 南アトンガ戦 肉弾の衝撃
プール戦総括
第三節終了時の総括
ジャパンV.S サモア戦 展望 (その1) 取り巻く状況から
9月23日 (土)C ジョージア ポルトガル トゥールーズ プレビュー
9月22日 (金)D アルゼンチン サモア サンテティエンヌ 結果
RWC 第二節終了 結果と第三節の見どころ
ジャパンの敗戦で第二節が終了しました。
第一節ではお休みだった、ウルグアイ、トンガ、ポルトガル サモア、登場し、すべてのチームが出場しました。
プールごとに第二節の結果と第三節の見どころを紹介します。
第三節では、南アフリカとアイルランド、ウェールズとオーストラリアという注目の対戦が組まれています。
プールA
結果
9月14日 フランスーウルグアイ(リール)
27−12
9月15日 ニュージーランドーナミビア(トゥールーズ)
71−3
プールA
フランス 2勝 0敗 勝ち点8
ニュージーランド 2勝1敗 勝ち点5
イタリア 1勝0敗 勝ち点5
ウルグアイ 0勝1敗 勝点0
ナミビア 0勝 2敗 勝0
第三節
9月20日 イタリア ウルグアイ(ニース)
9月21日 フランス ナミビア(マルセイユ)
ニュージーランドはお休み
フランスはナミビアに勝てば3勝となり、勝ち点12、プール戦突破がほぼ確実になる。(フランス、ニュージーランド、イタリアが3勝1敗で並ぶ可能性はまだある)ナミビアは3敗目となりプール戦敗退が確実となる。
プールAでは。9月20日のイタリアーウルグアイ戦が最大の見ものである。この2つの国には共通の英雄がいる。ガリバルディだ。1000人の赤シャツ隊を率いて革命独立を成し遂げた。イタリア各街やフランスにもガリバルディにちなんだ、広場や通り駅などが多くある。しかも今回のスタジアムはガリバルディのゆかりの地である、ニースが舞台。ぜひとも赤シャツで応援したい。
両チームにとっては上位入賞にむけた重要な戦いにもなる。プール3位以内なら次回のワールドカップの予選が免除されるからである。
ウルグアイは第一節でニュージーランドに快勝したフランスを苦しめた。イタリアはナミビアに快勝(52−8)している。
プールB
16日 アイルランドートンガ(ナント)
59−16
16日 南ア ルーマニア(ボルドー)
76−0
アイルランド 2勝0敗 勝ち点10
南アフリカ 2勝0敗 勝ち点9
スコットランド0勝1敗 勝ち点0
トンガ 0勝1敗 勝ち点0
ルーマニア 0勝2敗 勝ち点0
第三節
23日 南アフリカ アイルランド(サンドニ)
24日 スコットランド トンガ (ニース)
ルーマニアはお休み
第2節はともに大差のゲームになった。
アイルランドはトンガを、南アフリカはルーマニアを大差で退けた。アイルランドは初戦のスコットランド戦に続き、セクストンなど主力を投入したが、南アフリカはがらっと入れ替えて、4人いるSHを全員出させ、主力を休ませた。しかし不安な要素としてHOの大黒柱マルコムマークスが怪我のため離脱、ただでさえHOはムモナンビと2人しか連れてきていない。
この2チームが23日にサンドニで激突する。このの一戦がこのプール最大見ものとなる。これで勝利したほうが1位抜けとなり、準々決勝ではプールAの2位になるだろうニュージーランドとの決戦がほぼ決定する。負ければフランスが相手になるという可能性が高くなる。
南アが勝てば、アイルランドは10月7日のプール最終戦にスコットランドと2位の座をあらそうことになる。スコットランドはそれまで負けられない。
ニースのスコットランドとトンガ戦も重要である。
プールC
17日 ウェールズ ポルトガル (ニース)
28−8
17日オーストラリア フィジー(サンテティエンヌ)
15−22
ウェールズ 2勝0敗 勝ち点10
フィジー 1勝1敗 勝ち点6
オーストラリア1勝1敗 勝ち点6
ジョージア 0勝1敗 勝ち点0
ポルトガル 0勝1敗 勝ち点0
ウェールズに惜しくも負けたフィジーがオーストラリアを振り切った。この結果フィジーは2試合で勝ち点6を得た。
オーストラリアも今節はフィジーに負けたが、勝ち点1をとり、それでも勝ち点では6とフィジーに並んでいる。
第三節
23日ジョージア ポルトガル(トゥールーズ)
24日 オーストラリア ウェールズ(リヨン)
ここでついにオーストラリアとウェールズがぶつかる。オーストラリアがウェールズを破れば、フィジー、オーストラリア、ウェールズが3すくみで並ぶことになる。そうなったら大混戦だ。
逆にウェールズが勝てば、あとにジョージア戦だけを残すウェールズのほぼ1位抜けが決定。ポルトガル戦を残すだけのオーストラリアはポルトガル戦に勝っても勝ち点を最大5しか伸ばせず。今回休みで、ポルトガル戦以外にジョージア戦も残すフィジーが俄然有力になる。
この上位争いの鍵を握るのかジョージアとなる。ジョージは、ウェールズ戦で検討したポルトガルが相手である。上位進出のためにはここでは負けられない。
プールD
9月16日 サモア チリ(ボルドー)
43 10
9月17日 日本 イングランド(ニース)
12 34
日本の属するプールDだが、チリの健闘が光る。初戦日本に検討したチリはサモア戦でもかなりの善戦をしたが、反則によって後半息切れしてしまう。イングランドが日本を退け且つBPを取得したことで、イングランドの一位に抜けだけでなく、決勝への道筋も見えてきている。
日本はサモア戦、アルゼンチン戦を残しており、サモア戦最終のアルゼンチン戦が勝負となる。
イングランド 2勝0敗 勝ち点9
サモア 1勝0敗 勝ち点5
日本 1勝1敗 勝ち点5
アルゼンチン 0勝1敗 勝ち点0
チリ 0勝2敗 勝ち点0
第三節
9月22日(金)アルゼンチン サモア(サンテティエンヌ)
9月23日(土)イングランド チリ(リール)
日本はお休み
サモアは日本との対戦の前にアルゼンチンとの対戦になる。ここでたとえ負けてもBPが取れるかが注目点となる。最終的に3すくみになる可能性もあるからである。
連戦の健闘でフランスのファンの心を掴んだチリが2連勝のイングランドに挑む。このゲームではイングランドはメンバー変えて主力を休ませてくると考えられるが、ファレルの復帰となればそれだけで大ニュースの注目の一戦となる。
日本はサモア戦まで、中10日の長い休みにはいるので、気分転換のための短いオフも取れ、イングランド戦のあとのリカバリに努めることができる。