共にフランスに負けたチーム同士の戦いです。
イングランドはこのゲームでトリプルクラウンがかかります。
イングランドは自陣からは徹底したキックで相手陣に行きます。挨拶がわりにダンビガーにダブルでのドミネートタックルを見舞わせます。その後も前節でキャッチミスからトライを許したハーフペニーを狙ったキックを多用。ハーフペニーもこれに必死で食らいつきます。そこで、ちょっとしたミスが起こり、22mライン以内にでも入れば、イングランドは徹底したパスの連続攻撃で穴を見つけトライをあげます。
守ってはリロードが早くあっという間にディフェンスラインができてしまいます。また出足の速いディフェンスでウェールズの攻撃を全く機能させません。
それでもハイタックルなどのイングランドの反則で3本のPG(ハーフペニー2本、ダンビガー1本)を返して20−9で折り返し。
2ンドハーフ、キックキャッチしたトンプキンズからのキックオフリターンから、ティプリックがトライ。この瞬間だけイングランドのディフェンスラインができる前の一瞬の出来事です。20−16。
ゴール前でのスクラム、イングランドFWがウェールズを粉砕します。イングランドFWの全員が同じように右手でのガッツポーズ。印象的なシーンでした。
これをジョージフォードが決めて26−16と引き離します
さらにワトソンがつなぎ、アイルランドのディフェンズがすくなくなった左中間にトゥイランギがトライ33ー6と勝負が決定します。
これからイングランドに反則が多くなります、シンビンとツイランギのレッドカードが出て13人の戦いになります。
まず、ダンビガーに1トライを返され、最終的には、ティプリックが2本目のトライG成功で33ー30で終了。
イングランドはトリプルクラウンですがボーナスポイントを逃しました。ウェールズがBP1をとりましたが3連敗です。
本日のお供
少しだけ残しておいた、アイリッシュのタラモアデューをロックでいただきました。
本当はアイルランドーイタリア戦で飲みたかったのですが、延期になり残念。