アイルランド フランス 27−42
スコットランド ウェールズ 35−29
イングランド イタリア 47−24
注目の優勝争いは好調のフランスがBP付きでアイルランドを破り、イングランドもイタリアを退けたことで混沌となった。
勝ち点はフランスが16、イングランドが15とのばしたが、アイルランドは14のままである。
心配なウェールズは今回も勝ち星を上げることはできずに15連敗の記録を残してしまった。
アイルランドーフランス
27−42
アイルランドは直前になって、エースで元気印のWTB、Jロウが怪我で出場できず、かわってがCナッシュが緊急出場となった。
フランスは前節に続いてリザーブにFW7人を揃える大胆な布陣。BKの控えはSHのルクーしか無い。しかし、前半早々のエースのキャプテンデュポンが怪我でピッチをはなれると、そのルクーを投入せざるをえなくなる。しかも後半早々には13番のセンターバラシも怪我をしてしまう。BKの控えがいないフランスは大ピンチかと思えたが、センターにはいったFWのジェクーが大活躍する。
アイルランドはどこかおかしい。前節もウェールズにスクラムで押されて大苦戦してしまう。今回はJロウがいないので決定力がない。
スコットランド ウェールズ
35−29
前節からかつてのメンバーを呼び戻してのウェールズがそのまま勢いでマレーフィールドにのりこんだが、勢いは続かなかった。前半ははやくも3トライを奪われてしまう。スコットランドの攻撃力は切れがある。それでもキャプテンのモーガンのタックルやジャッカルで、ゲームが壊れる寸前で我慢している状態。もう一人元気なのはファレタウだけだ。
ウェールズのアタックは切れがない、攻守の切り替えが鈍い。チャンスを活かせない。オフロードが全くない。これではスコットランド相手にはなかなか勝てない。でも必死さは伝わってくる。特にキャプテンのモーガンは素晴らしい。後半は早々にBPをとったスコットランドが緩んだのか3トライを畳み込んでボーナスポイント2を獲得した。
スコットランドは後味の悪い勝利だった。
イングランドーイタリア
イングランドはマーカススミスを23番で控えにしていたのだが、開始まもなくローレンスが退場(なにもない場面で突然転倒)で、予定用利早く投入せざるを得なくなった。そのせいなのか、もしくは作戦なのか、前半はいつものキックで手堅くいくイングランドではない。自陣から回す。らしくなくどこか危なっかしい。
イタリアもイングランドのディフェンスの穴をついてトライで食いさがり、前半21−17で終了。
後半に入るのイングランドはいつものようにキックを多用する。いきなり2トライを練習してBP確保しゲームを決めてしまう。
次節は
優勝争いはポイント16のフランス、ポイント15のイングランド、ポイント14のアイルランドとなった。この3チームは最終節での直接対決がなく、3位のアイルランド、2位のイングランド、1位のフランスの順で違ったあいてと対戦となる
23:45イタリアーアイルランド
1;45 ウェールズーイングランド
5:00 フランスースコットランド
アイルランド、イングランドは、実力のおとる相手だけに、アウェーでの戦いだが、勝利は硬そうだ。BPを取れるかどうかが注目だ。フランスは得点力のあるスコットランド相手だけにホームだが苦戦しそうである。途中退場したデュポンの怪我(十字靭帯かも)が気になる。