イングランド戦 メンバー発表を受けてのプレビュー

1列目(カッコ内はキャップ数)
茂原(0)、原田(0)、竹内(3)
ひかえ、坂手(41)、三浦(9)、為房(0)

私の予想と先発、リザーブが逆でした。もしキャプテンのリーチが下ったあと、坂手がキャプテンをするためかと思われます。

この6人で坂手だけがキャプ41で、ほかは初めてかキャップ10以下です。でも、佐藤くんはやはり未だですね。マオリ戦はでけくるのでしょう。明治出身の為房には期待しています。

しかしながら、老練なイングランドと比べると、経験の差は歴然です

イングランド(カッコ内はキャップ数)
Bロッド(5)、jジョージ(90)、Dコール(112)
控え Tダン(12)、Jマーラー(93)、Wスチワート(38)

圧倒的なスクラムの差が出てもおかしくありません。スクラムの本数を減らすようにノックオンなどはしないようにすべきです。つまり、むやみなパスやコンテストを少なくすべきです。天候は晴れの予報ですが、30度。汗のほうがボールは滑りやすくなります。

2列め(カッコ内は身長)
ワクワ(202)、ディアンズ(202)
控え:もしもどちらかが怪我の場合、リーチが上がってロックをやるのかなと思います。

イングランド
Mイトジェ(195)、Jマーティン(198)
控えCイールズ(197)

なんと身長でジャパンが勝っています。スローワーの原田もスローイングのミスが少ないのでマイボール確保できそうです。それどころか相手ボールへのプレッシャーもかけられると思われます

3列目(カッコ内はキャップ数)

リーチ(84)、コストリー(0)、マキシ(5)
控え、サウマキ(3)、山本(0)

充実そうだった3列ですが、コーネルセン辞退、ガンター、福井翔大が怪我と大駒がいません。フランス帰りのタタフはまだチームへのフィットが足りなかったようです。ロックもできる下川がはいってくると思われましたが、山本できました。

イングランド(カッコ内はキャップ数)
Cカミングスサウス(4)、Sアンダーヒル(25)、Bアール(35)
控え Tカリー(38)、
コートニーロウズやブニボラ、チェサムが抜けた穴は大きいですが、Bアールは絶好調でステップも切りバックス波の走力もあります。そして6ネイションから出場のCカミングハウスはただいま売出し中の注目選手です。Tカリー、アンダーヒルの2人はエディさんがイングランドHC時代の秘蔵っ子です。

ブレークダウンは激しくなると思われます。双方にハイタックルなのでのカードがでないことを祈ります。

ハーフ陣

斉藤 李
控え、藤原、松田

勢いから藤原先発でいくと思われましたが、ここは斉藤で無難にきました。ただし、李くんのキックの調子次第では早めの松田投入も考えられます。

イングランド
Aミッチェル、Mスミス
Hランドール(6C26歳)、Fスミス(2C22歳)

ファレルのフランスリーグ移籍、フォードの事前の怪我で、Mスミスが先発です。Mスミスはフォードと真逆でアグレシッブで、危険です。インパクトプレーヤーとしてのほうが怖いので、先発となると中だるみも考えられます。控えの2人は経験が浅いので、序盤から全開で行って、点差が開くと予想してのボーズウィックの余裕の配置に思えます(くやしいですが)。

センター陣(カッコ内はキャップ数)
長田、ライリー
控え サミソニ(初)

長田、ライリーのコンビはテッパンだと思います。どちらも13番が多かったのですが器用な長田が12番になります。
長田は展開次第では途中からウィングに回るかもしれません。

イングランド
0ローレンス、Hスレイド、
ローレンスは6ネイションではディフェンス縦突破しトライを取りまくりました。コンビのHスレイドはおなじみ老練です。

ライリーならばローレンスを止めまくるはずです。

バック3
根塚、ナイカブラ、矢崎

ここでエディさんのサプライズで矢崎が先発で起用されました。どんなプレーになるのか楽しみしかありません。思い切ってやって欲しいです。
山沢はマオリ戦では必ず使ってくるでしょう
ウィングの控えがいないので、展開次第で長田がウィングにまわるかもしれません。また、FB矢崎怪我の場合には、松田がSOに入り、李くんがFBをすることになるでしょう。

これまでのジャパンはポジションチェンジの際などにディフェンスでぽっかり穴が空くことが何度もあったので、今回はそうならないように願いたいところです。

イングランドバック3

Tフリーマン、ウェイワボソ、ファーバンク
控え ローバック(0C23歳)

Eデイリー、Jメイが抜け、前回キック処理でやられたFスチワートも入っていません。キックの使い方次第では有効な手段になると思います。しかし、先発の3人、特にフェイワボソかなり強力で6ネイションでは大活躍でした。控えのローバックはセールシャークスのウィンガーで、U18,20の経験があるまだ23歳です。わたしはよく知りません。

全体ではイングランドは前に詰める早いディフェンスです。対抗には裏へのキックなどが有効になります。また、6月の日本の高温多湿の気候ですから、後半は必ず出足が鈍ると思います。そこにチャンスがあると思います。

重ねてですがスクラムで反則をしないことです、ソレにはスクラムを減らすこと、それにはハンドリングミスをしないこと、それには軽率なパスやボール処理をせずに焦らず確実にプレーすることです

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