本日は9月12日です。開幕まで88日です。
前回のレフリーの紹介の続きです。
Ben O’Keeffe (New Zealand), ベンオキーフ
2019年のRWCでは注目の日本ースコットランド戦を吹きました。
その時はまだ30歳の駆け出しでした。ブレークダウンの判断が揶揄されましたが改善しています。
最近では2022−23リーグワンの開幕戦、熊谷でのパナー東芝戦を担当しました。
その後、2023の6ネイションではイングランドVSフランスの大一番を担当しました。ウォームアップマッチでは、スコットランドVSイタリア、スコットランドVSフランスが組まれています。
まだ34歳、実は眼科のお医者さんです。
Matthew Carley (England), マシューキャリー
2019年RWCは久保さんと同じくアシスタントレフリーでした。
今回が初めてのワールドカップの主審です。
2023の6ネイションではイタリアVSフランス戦を担当しました。
この夏のウォームアップマッチでは、8月25日のトゥッケナムでの注目の一戦である南ア−イングランド戦を担当します。
Luke Pearce (England), ルークピアース
2015WC年の前哨戦でグロスターで行った日本−ロシア戦、日本が危うく負けそうになったゲームを思い出します。それはもう何年も前の話です。
2019年のWCではウェールズジョージア戦を1試合担当しました。その後もスーパーラグビーや6ネイションなどでも、ハツラツとした笛には好感がもてます。
ウォームアップマッチでは、ウルグアイ−チリなどを担当しますが、これも大一番となるWC前の最後のゲーム8月27日のフランス−オーストラリア戦を担当します
添付の動画があります。
Jaco Peyper (South Africa), ヤコペイパー
おでこが印象的な南アフリカのレフリーです。
2015年からすでにRWCのレフリーを努めています。
2019年は豊田での日本サモア戦を吹きました。
大分のウェールズーフランス戦でフランスのバーワイナの肘鉄に退場処分を下し、終了後ウェールズのサポーターと一緒にその肘鉄ポーズで写真に収まったところを、お偉方にみつかって、大目玉を喰らい、そのあとの準決勝や決勝の笛を吹く予定を取り消さされてしまいました。下記が問題の写真。
https://wwos.nine.com.au/rugby/jaco-peyper-rugby-world-cup-semi-final-snub-elbow-photo/d3be0d76-7239-474f-99dc-afe1eb5e687a
お茶目な部分もありますが、プレーヤーにとってプレーしやすい環境を作るのに長けていると思います。
Mathieu Raynal (France), マシューレイナル
2019年はアシスタントレフリーで参加、今回は初の主審です。ロマンポアトウ、ガウゼスさんが相次いで一線を引いたあと、今回結一のフランス人レフリーです。ぬけたようなひょうひょうとした感じで笛を吹く印象です。フランス語なまりの英語だからかもしれません。
2023 6ネイションでは ウェールズVSイングランドを担当しました。このゲームその前の流れから荒れるかと思われたゲームだったですが、お上品で無難なゲームでした。
ウォームアップマッチでは、アイルランドイタリア戦を担当します。
Paul Williams (New Zealand).ポールウィリアムス
よくあるなまえです。もちろんカーペンターズの「雨の日と月曜日」やスリードッグナイト「オールドファッションドラブソング」の作曲者とは別人です。
2019年のWCでは、雨のなかの花園フィジージョージア戦や熊谷のアルゼンチンアメリカ戦などを担当しました。
2023年の6ネイションでは、イングランドVSスコットランドを担当しました。この夏のウォームアップマッチでは、アイルランド−イングランド戦を担当します。
WC本番のプール戦でだれがどのゲームを担当するかは、8月末から9月上旬に発表になる予定です。ノックアウトステージは毎回そうですがプール戦でのレフリングの評価で決まります。