開幕まで、あと3ヶ月となりました。事前準備として、これから毎日なんらかの予習内容を公開していきます。
マッチオフィシャルの件
本日はマッチオフィシャルの件その1です。
RWCフランス大会のマッチオフィシャル(レフリー陣)が発表になっています。
前回は久保さんがアシスタントレフリーとして参加しましたが、今回日本人として選ばれた人はいません。下記の12名です。
名物レフリーのナイジェルオーエンス氏や、フランス人のロマンポワトウさん、2015年日本ー南ア戦や2019年の決勝戦を吹いたジェロームガルゼスさんは、すでに第一線から身を引いています。
プール戦の担当レフリーの割当は8月末にすべてのウォームアップマッチが終わったとに発表されます。ノックアウトステージの担当レフリーは、プール戦が終了した時点で、プール戦のレフリングの評価によって割りてられます。
Nika Amashukeli (Georgia),
Wayne Barnes (England),
Nic Berry (Australia),
Andrew Brace (Ireland),
Matthew Carley (England),
Angus Gardner (Australia),
Karl Dickson (England),
Ben O’Keeffe (New Zealand),
Luke Pearce (England),
Jaco Peyper (South Africa),
Mathieu Raynal (France),
Paul Williams (New Zealand).
今回は、カールディクソンさんまでの6人を紹介します。
Nika Amashukeli (Georgia), ニカアマシュケリ
ジョージアからは初の選出です。まだ28歳。
22年秋の東京での日本ーオールブラックス戦を担当しました。
具選手とのスクラムの腕の位置のコミュニケーションが最初うまくいきませんでした。
その後、すぐのダブリンでアイルランドが南アを破ったゲームでも笛を吹いています。2023年のマレーフィルドのフランスースコットランドは序盤に2人のレッドカードを出した荒れたゲームになりました。
私の印象は、ちょっと反則に厳しすぎるかなという感じです。
Wayne Barnes (England), ウェインバーンズ
まさしく、現在のトップレフリーでしょう。
2007年からRWCで笛を吹いています。2022年のウェールズとオールブラックスのゲームでテストマッチ100試合を達成しました。
2019年RWCでは準々決勝の日本−南ア戦やアイルランドースコットランド戦などの主要なゲームを担当しました。しかし、日本の南ア戦のレフリングは、南アフリカでは非常に評判が悪いものでした。
2019年のレフリーオブ・ザ・イヤーを獲得しています。
Nic Berry (Australia), ニックベリー
2019WCではフランスートンガなどを担当しました。
2023年にも来日し、リーグワンの試合を吹いています。
スーパーラグビーでもおなじみです。
Andrew Brace (Ireland),アンドリューブライス
2019年のWRCではアシスタントレフリーでした。
2022年、トゥールーズでの日本フランス戦で笛を吹きました。
2023 6ネイションでもイタリアVSスコットランド スコットランドVSウェールズなど数多く担当しています。
Angus Gardner (Australia), アンガスガードナー
2018年にレフリーオブザイヤーを獲得した最高のレフリーの一人です
2019年RWCでは日本−アイルランド戦などを担当しました。
2023年2月には来日し、ギオンスでリーグワンのゲームを吹いています。
Karl Dickson (England), カールディクソン
40歳、2019はアシスタントレフリーでした。
2023 6ネイションではウェールズVSアイルランドなどを担当
今年の8月26日 日本ーイタリア戦を吹く予定です。