パリ郊外サン・ドニのスタッドフランセ、2023のW杯の開幕と決勝はこのスタジアムになります。満員かと思いきや3階席は解放してないようです。でもTVでは満員に映ります。この配慮は大事だと思います。
開始早々、フランスは若手の溌剌としたプレー、素早く前に出るディフェンスでイタリアは全く目に出られずに後退一方。
フランス、デュポン、ヌタマックの若手コンビはすごいです。強気で攻撃的なホットなデュポンと、フレアに長け才能豊かなでクールなヌタマック。そして、何と言っても二人とも眼光鋭く、面構えが良い。存在感、スター性抜群です、2023年の顔になることは間違いありません。
この二人の活躍でチャンスをものにし、13ー0と先行。この時点で大観衆は余裕のウェーブも起こるという楽勝ムード。
しかしイタリアもPGの後にトライが生まれ13−10になってしまう。
その後フランスはPGとアルドリッドのトライGで23−10で前半終了
一つだけ気になるのはヌタマックのプレースキックが不調なこと(フィールドでのキックは絶好調なのだが)、これが後半に響かないか心配。
ヌタマックは後半もキックの不調がづづきます。さらにイージーなキャッチミスのノックオンをしてしまうなどミスも出ます。でも状況判断やパスやランは冴えて60分には自らのトライも決めます。
最終的にはフランスは5トライ、イタリアも3トライで、点数は35−22、フランスがBPを奪っての勝利、イタリアは一昨年からの連敗が続くという結果でした