プールマッチナンバー 41
キックオフ日時 10月 19日(土)16 ;15
会場 大分 天候
レフリー ジェロームガルゼス
1、メンバー発表時の予測、見どころなど
イングランドは、オーエンファレルがSO登場、ジョージフォードは控えからの出場です。センターはツイランギにヘンリースレイドのコンビが先発、1番にはいつものジョーマーラーに代わってマコヴニポラが先発です。ブニポラ兄弟が先発で名前を揃えました。
Mヴニポラ、Jジョージ、Kシンクラー、Mイトジェ、Cロウズ、Tカリー、Bブニポラ。
Bヤングス、Oファレル
Jメイ、Mツイランギ、Hスレイド、Aワトソン、Eデイリー
エディさんは、フランス戦の中止が決まると、すぐに全員で宮崎に移動して、必要なら休養をとらせるなど準備万端進めてきています。
ワラビーズは、フーパー、ポーコックを揃えてきました。今回のW杯ではハーフ陣は毎回コンビが変わりますが、今回はゲニアーリアリーファノのコンビでこの組み合わせの先発は初です。ゲニアは途中出場のインパクトプレーヤーとして一人で流れを変えていましたが、今回はキックオフから勢いをつけて全力で向かうということでしょう。センター陣もオコーナーが控えに回り、ケレビと組むのはいつもはWTBで今回のW杯から代表入りした若手のニュースター、ペタイヤです。どのようばプレーをするのか期待です。控えからのオーコーナーの「俺を使えオーラ」丸出しで待っていて、その辺の中学生のような真そこ只のラグビー小僧としてピッチに飛び出していく姿も見ものです。(少々気持ちが空回りすることもありまますが)
Sシオ、Tラトウ、Aアラアラトア、Iロッダ、Rアーノルド、Dポーコック、Mフーパー、Iナイサラニ
Wゲニア、Cリアリーファノ、Mコロインベテ、Sケレビ、Jペタイヤ、Rホッジ、Kビール
オーストラリアは、初戦のフィジーに前半ツイソバやランドラドラにボコボコにされ、ウェールズ戦には惜敗、ウルグアイにも前半攻め込まれ、ジョージアにはスクラムでやられました。まだ調子が上がってきていません。
2、観戦方法、場所
調布のファンゾーンでの観戦予定でしたが、大量のアイルランドファンで埋め尽くされ、入場できません。即アミノバイタルの大画面も入場規制で来ません。
完全に観れたのは家に帰ってからのビデオです。
3、ゲーム結果
得点 40−16
4T 4G P4G DG 1T 1 G 3 PG DG
勝ち点
勝ち点トータル
4、特筆事項 感想
大分の会場では実に朝6時からビールを飲みながら待ちわびるイングランドファンがいたという状況。開始前から スウィングロウの大合唱がこだまします。
フランス戦が中止になったのでゲームを待ちわびたイングランドファンの熱気が伺われます。
開始からワラビーズの素早い連続攻撃でフェイズを重ねイングランドゴールに迫りますが、イングランドは粘り強いディフェンスでこれをしのぎます。
先行したのはリアリーファののPGでしたが、その直後、イングランドは快速のジョニーメイが続けざまに連続トライを重ねます。
前半はお互いにPGで加点し、17−9で折り返します。
後半、トゥポウの走りからコロインベテの素晴らしい走りでオーストラリアがトライを取り17−16と迫ります。
しかしそのあとはオーストラリアに良いところはでません。なかなか敵陣に行けません、一度ゴール前に迫ってもイングランドのディフェンスが光ります。イングランドはPGやトライで着々と加点して点差を広げます。
ゲームを決めたのはワトソンのインターセプトのトライでした。
最後にワラビーズもコロインベテがまた良い走りを見せてトライかと思いきや、ガルゼスさんの厳しい判定で、判定が覆りノートライとなってしまいます。
最終スコアは40−16と思わぬ大差です。オーストラリアはW杯前から調子がでていなく
試合後の。ファレルとエディさんのにこやかなインタビューが全てを語っていました。
試合中苦虫を噛み潰したようなファレルでキックの時も親の仇のようにキックを蹴るファレルですが、笑った顔はちょっと可愛いところがあるのを発見しました。
エディさんは準決勝をオールブラックスとやりたいと、挑戦宣言を口走っています。
逆に子供を抱きかかえながら肩を振るわすリアリーファノの10番の背中が、寂しそうでした。最後にちょっとだけした出番のなかったオコーナーは完全に不完全燃焼で無念そうでした。
イングランドは、エディさんの希望どうり、オールブラックスとの準決勝となりました。イングランドでちょっと心配なのは、試合終了間際に足を痛めて退いたジョニーメイの容態です。