熊谷ラグビー場

  今日は熊谷で子供たちの交流会です。確実に成長している姿に嬉しくなります。新しいスタジアムも完成しています。10月20日のこけら落としが楽しみです。

ブライトンの奇跡

前回は運よくその場に立ち会えました

スタジアム内の奇跡は他で既によく語られていますので
この場は、自己紹介としてブライトン前後で私に起こった奇跡をまとめます。

ブライトンへ行く前にすでに起こった奇跡

私の好きな事柄にブライトンが非常に係わりの深い街であることが判った

ブライトンロック
クイーンのシアーハートアタックの1局目、遊園地の音から始まり、ブライアンメイの三味線ギターソロ。ブライトンへ行くことになって初めて繋がりがわかった。なぜ遊園地の音から始まるのかも、またなぜ東洋風のギターソロなのかもわかりました。

 

ブライトンロック
昔読んだグレアム・グリーン(第三の男の作者です)のせつない、やるせない、行き場のない小説の題名。当然ブライトンが舞台です。この小説でブライトンロックがお菓子の名であることを知った。ブライトンへ行くことになって読み直しました。

アデルが住んでいる街ブライトン

大好きな歌手アデルがロンドンから移り住んだ街、行くことになって初めてブライトンが繋がった

 

 

ジョージ4世ゆかりの地ブライトン

9355 / Pixabay

ブライトンを象徴する建物、「ロイヤルパビリオン」はジョージ4世が建てた建物 ジョージ4世は、1746年のカローデンムーアの戦い後、初めてイングランド国王としてスコットランドを訪問、その時の格好はキルト姿でした。冷え切ったスコットランドとの和解を果たし、当時はまだ密造酒だったスコッチに免許を与えた。第一号となったのはグレンリベット。ジョージ4世のおかげで今私たちは大好きなシングルモルトが飲めます

ブライトンへ行ってみての奇跡

diego_torres / Pixabay

 

 

 

 

 

泊まったホテルがグレアムグリーンの小説に出てくるホテルと同じ名前の話
ホテルの受付の若者が、ヴァンモリソンの曲を聞いていて意気投合の話
当日はCSNのコンサートも開かれていたこと(これは参加できず)の話

ゲーム後のブライトンから英国滞在中の奇跡

帰りのバスでの南ア人、イングランド人、日本人(私だけ)での大合唱の話
駐車違反なのにネットでお金を払うだけで、駐車場料金より安かった話
次朝の駅の売店のおばさんからタダで全ての新聞をプレゼントされた話
寂しい路地裏で怖そうなお兄さんから涙ながらに両手で握手された話
その後の英国滞在中のパプではどこでもタダ酒だった話
ラグビー校で普段入れないグランドに内緒で特別に入れてもらえた話

 

 

 

 

 

日本に帰ってからの奇跡と現実

ラグビー不人気だった日本が、異常なゴローマル人気にびっくりの話
人が減り続けたスクールの子供達が一挙に倍増で存続の危機脱出の話

 

ただし悲しい不思議な話も
帰国してみると、同年代で一緒に元気に仕事をしていた九州の同僚がバスの中で亡くなっていたことが判明しました。死因は心臓発作です。

(説明が必要だと思います。ブライトンロックの入っているクイーンのアルバムのタイトルは、シアーハートアタック:心臓発作)

私がブライトンに向けレンタカーを飛ばし、大音量でブライトンロックを聞いていたちょうどその時、九州でバスに乗っていた彼の心臓は停止したのです。
この事はどっかでいつも引っかかり、一生忘れられない事の一つになります。

 

まとめ

南ア戦勝利をゴローマルは「奇跡でもなんでもない」と言っています。ラグビーは確かに奇跡でもなんでもないかもしれません。そのそのためにお金では買えない常識では考えられない事が起きます。

ラグビーファンで当時現地にいけなかった人は一度あの芝の感触を感じ、あの空気を自ら吸ってみたいと思うコトでしょう。奇跡の地ブライトン、是非tも一度行ってみてください。ロンドンから1時間程度です。

 

ラグビーのポジション 

「小さい者には大きなスペースがある」byシェーン・ウイリアムス

 

様々な体格、能力、性格、出身国の人材が集まる「ダイバーシティ」がラグビーのチームです。

一般のポジション説明とはちょっと違います

仮想インタビュー付です
またゲームオタクもに理解でき易いようポケモンに例えてみました
(最近は年配でもポケモンをけっこう知っているようなので)

あくまでもイメージです。最近はどのポジションでもマルチなブレーが期待されます

 

1番 3番 プロップ

スクラムの最前列
気は優しくて力持ちタイプ
よく「結婚するならプロップと」と言われる
1番はより積極的、3番はよりどっしりタイプ
プロップとはは「つっかえ棒」のこと
スクラムを両側から支える

問 「プロップは損な役柄ではありませんか?」
答 「ボクは足は速くはないけど力仕事なら任せてください
え、つっかえ棒ですよ。デクノボウでもデブの棒でもありません。」

ポケモンでたとえると「カビゴン」タイプ

 

2番 フッカー

FWの中では一番の器用者
ラインナウトでの絶妙のスローイン
スクラムでも駆け引きや足技が見事
スクラムでボールを素早く足でひっかけるのでフッカーの名

問 「別なポジションをやりたくは無いですか?」
答 「昔は実は3列やバックスをやってましたが、なんせ体がこれなもんですから」

ポケモンで例えれば「フシギバナ」

 

4番5番 ロック

チーム一番の長身で屈強な体
寡黙で実直な性格
人の嫌がる「痛い仕事」を身を粉にして黙々とこなす
ラインナウトでも高く飛びます
スクラムを2列目でがっちり固めるのでロックの名

問 「あんだけのハードワークで体は大丈夫ですか」
答 「コレガワタシノシゴトネ」

ポケモンでいえば 「ハンギラス」

 

6番7番 フランカー

コンタクトが大好き、密集が大好き
「ハードタックル」、それこそ命
現場にいち早く行き、相手ボールをかっさらう
スクラムから素早く簡単に離れやすいのでフランカー

問 「なぜタックルが好きなのですか」
答 「ラグビーは格闘技だぜぞい」

ポケモンでいえば「カイリキー」

 

8番 ナンバーエイト

FWのまとめ役 親分肌
足も速く体もでかい
たよりがいのあるいリーダータイプ
8人のFWの最後尾だから、ナンバー8

問 「一言を」
答 「困ったら俺に回しとけ!何とかする」

ポケモンでいえば「カイリュー」

 

9番 スクラムハーフ

体は小柄でも、チームで随一の負けず嫌い
俊敏な動き、疲れもも知らず右に左に動き回る
球のさばきも、もちろんチームで一番
密集から球を持ち出し、攻撃のリズムとテンポを決める。
また、屈強なFW8人の猛者を扱う「猛獣使い」の面もある

スクラムの真ん中から球を入れるので スクラムハーフ

問 「相手の大男は怖くないですか」
答 「気持ちで負けたことだけは一度もないっす」

ポケモンでいえば「ピカチュー」

 

10番 スタンドオフ

チームいちの頭脳の持ち主
想像力と判断力と決断力
「司令塔」とされる花形ポジション
しかし本人はいたってクール
正確なキックは見せどころ
パスやランのセンスも兼ね備える

スクラムから離れて立っているのでスタンドオフ

問 「正直モテませんか?」
答 「どおってことねーよ」

ポケモンで言えば「ミューツー」

 

12番13番 センター

変幻自在に相手をかく乱する「魔術師」
ダミーやデコイやループに飛ばし
ステップ、ゴロパン、真っ直ぐもあり、
裏と表を使い分ける
守りでは完璧に網を張って決して穴を作らない

問 「何を思ってプレーしていますか」
答 「そうね常にウラのことですかね」

ポケモンで言えば「フーディン」「ゲンガー」

 

11番14番ウィング

足の速さはチーム一。
走り出せば誰も追いつかない韋駄天
最後の仕上げにトライを取りきるのがその仕事
ライン際を駆け抜けるスピードスター
でもボールに絡む機会は少ない

両翼の翼なのでウィング

問 「一言どうぞ」
答 「早くおれまで回せ」

ポケモンで言えば「シャワーズ」

 

15番フルバック

最後尾、最後の砦
キック処理とロングキックは任せとけ
攻撃に転じれば素早く上がりエキストラマンとしてライン参加

最後のバックスなのでフルバック

問 「キックが良く飛びますね」
答 「キャッチの空中戦も見てよね」

ポケモンで言えば「ラプラス」

私の愛車

 

私の愛車を紹介します

フランスのルノーTWINGOです
昨年、国産車から乗り換えました

その際ナンバープレートを2019のロゴ入りに変えました
最近ロゴ入りはよく見ますが、ナンバー2019はなかなかないと自慢です。

2019の次のワールドカップは23年にフランスで開催されるので、これをきっかけにフランスの事にも興味を持ち始め、フランス車にしてみました。
(2019年以降も見据えましょうとうメッセージでもあります)

もともと小さな車が好きです
取り扱いも楽だし、運転していても自分で動かしている実感が出ます

このTWINGOはリアエンジン、リアドライブという特殊な駆動系を持っています

ミッションがぎくしゃくし、エアコンが効きにくいとかもありますが
それも想定の内でかわいい奴です。

ドイツ車の様にごつごつしていないところ
日本車の様に優等生でないところがフランス的でとても気に入っています

土日は河川敷のラグビー場周辺に駐車している事が多いですが
来年のワールドカップでは、静岡や豊田、釜石や熊谷にはこの車で乗り付けます
もしあなたの街で出会ったならよろしくお願いします。

 

アイルランドラグビーと音楽 その2

アイルランドの国歌 「ソルジャーソング」と「アイルランドコール』

https://youtu.be/hQa5KCvJT7A

何故2曲あるかということですが、まず、アイルランドの歴史をすこし勉強したいと思います。

ラグビーの統一チーム

アイルランド小さな島国ですが、国は北と南に分かれています。

島の南の大半はアイルランド共和国で、北東の一部アルスターの6県はイギリスの一部となっています。

しかし、アイルランドラグビーの代表は分裂前からずっと一つのままです。(ちなみにサッカーの代表はアイルランド代表と、北アイルランド代表の2つに分かれています)。国は分裂してもチームは一つのままというのが非常にラグビー現象的です。

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アイルランドラグビーと音楽  その1 応援歌

アイルランドラグビーと音楽 

アイルランドのラグビーの応援歌は 「フィールズオブアセンライ」という曲になります。 

https://youtu.be/_gumfz0LmPQ
ラグビーだけなくサッカーの試合の時に観客席で自然にわき起こりにスタジアム中が大合唱になります。 
あるサッカーの試合ではなんと20分間以上も歌い続かれたという話もあります。 

なぜこの歌が応援歌になったかのいきさつはまだ判っていません。もしかしたら私だけ知らないのかもしれません(わかっている方がいたら是非とも連絡ください。 
なぜなら詩の内容も悲しげでとても応援歌になりそうなものではないからです。貧しくやむなく盗みを働き拘束されオーストラリアへ島流しになる夫と残される家族の別れの歌なのです。次に私のつたない訳を載せます 

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RUG BIZ SHOW 参加報告

昨日 丸の内15丁目PROJECTの中のRUG BIZ SHOWへ参加してきました。

丸の内15丁目PROJECTはW杯を盛り上げるためスポンサーの三菱地所が仕掛けているもので丸ビルでアートや音楽、フィルムなども上映しています。

RUGBIZSHOWはその中の一環でビジネスにラグビーを活かそうという講座です。実は昨日は3限目で1限目がダンカーター、2限目がトンプソンが出演。3限目の登壇は麻生セメントの麻生会長、デジタルアーツの玉塚社長、セブンスGMの岩渕さんでした。

ビジネスとラグビーのアナロジーはよく昔から語られています。今回の狙いもその辺にあったのですが、司会者は組織論やキャプテンシー、リーダーシップなどの話しへの誘導に苦労しているようでした。

私には、今回のとっても有能な経営者の経営に直接過去のラグビー経験が影響している印象は全く持てなかった。この3人は間違いなくすばらいい経営センスを持っている稀有なラガーマンであると強く感じた。考えてみれば学生時代のハードワークやジャイアントキリングの成功体験などは、それがラグビーでなくとも可能です。

ただし興味あることに、この3人ともある共通なことを口にした。

仕事での付き合いや、難しい交渉をするときでも、言葉はうまく通じなくても、交渉はうまくいかなくても、共にラグビープレーヤーだったことだけで、口角が緩みすぐ仲良くなれ仲間になれるということだった。

中でも玉塚氏の話は説得力があった。大学生の英国遠征でのケンブリッジとのレセプションで英語が話せず思った交流ができないと感じ、悔しく、社会人になってすぐ強く海外赴任を希望。最初の赴任先のシンガポールでも語学力不足でのために馴染めないところ、公園でのラグビーに参加したことがきっかけで、すぐに仲間として認めてもらい、現地の上層部にも招かれ、さらにセブンスの代表にもなって香港でもゲームを行ったという。

このようにラグビーを通じて人と人がわかりえるという現象は、元ラグビー部だった社会人ならば誰でも何度か経験があるのではと思います。

この話にはオチがあって、玉塚さんの香港でのゲーム、トイ面がワラビーズのティムホランだったので思い切ってあたりに行ったら、前十字靭帯断裂の大けがで選手生命を終えることになってしまったとのことです。(張り切りすぎは禁物です)