イングランドラグビーと音楽 応援歌 「スウィートチャリオット」

2、イングランドラグビーと音楽

イングランドはラグビー発祥の地であり正に母国です。

イングランドのラグビーの応援歌といえば、「スイートロウスイートチャリオット 」です。
ロンドンのラグビーの聖地「トィッケナム競技場」で8万人の応援団が、自然発生 的に大合唱で歌う「スイートチャリオット」。その迫力は、人の生身の声の力の威 力がこれほどまでなのかと思います。すごいのは誰も指揮者がいるわけなく、もちろん伴 奏もなく、突然津波の様な大合唱に競技場全体が包み込まれます。これは現地でな いとなかなか感じられません TV中継ではなかなか伝わっていないと思います。

https://youtu.be/wL0VQIvjMxo

キリテカナワの1991年「ワールドインユニオン」のシングルCDの中にすでにアレンジ違い でおさめられています。(キリテカナワは歌っていません)

91年のワールドカップの決勝戦のオーストラリア戦では大合唱でした。
その後すっかり定着しています。

驚いたことに、この曲は英国の曲ではありません。米国の黒人霊歌です。
たしかに1980年台後半からイングランドの応援としてスタジアムで歌い始めら れましたがなぜこの曲がイングランドのラグビーの応援歌になったかは、何年もの 間「謎」のままでした。英国でもざまざまな調査が行われたが誰が始めたかがが判 明しません。今では、ある程度その謎は解けています。それは小林深緑郎氏の調査記事で知るこ とができます。

https://rugby-rp.com/column.asp?idx=108397&code_s=10061004

 

歌詞は簡単ですから誰でも歌えます。

是非ともスタジアムで大合唱しましょう。

コーラス

Swing low, sweet chariot,
Coming for to carry me home,
Swing low, sweet chariot,
Coming for to carry me home.

 

1番

I looked over Jordan, and what did I see?
Coming for to carry me home,
A band of angels coming after me,
Coming for to carry me home.

 

本当は何番までもあるのですが、覚えるのは最初の4行のコーラス部分で充分です。そこだけなんども繰り返されます。

 

私にとってはこの曲はエリッククラプトンの1975年「安息の地 を求めて」に収められたものです。レイドバック(今ではもう死語か?)した クラプトンの歌が渋いです。アレンジもそのころのクラプトンの特長であるライト レゲエ(私の造語ですが)風です。バックコーラスはイボンヌエリマンです。

ところでchariotとはローマ時代の2輪の戦車の事です。

トゥイケナムでは、テストマッチの前に楽隊がやってきて必ず演奏する英国の第二国歌である「聖地エルサレム」の中に「Chariots of Fire」 という歌詞が出てきます。映画「炎のランナー」の原題とヴァンゲリスの主題曲名はこのChariots of Fireから来ています。

また次の機会に

 

こちらも参照ください

2 Replies to “イングランドラグビーと音楽 応援歌 「スウィートチャリオット」”

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