TMO(ティーエムオー)Television Match Official 名詞 (ル)
テレビマッチオフィシャル=所謂ビデオレフリー
テクノロジーが発達してから,スポーツ全般にビデオ判定が導入されている。他のスポーツでも同じで、ラグビーも導入にあたっては一部に批判などがあった。
他のスポーツとサッカーやラグビーが違うところは、テニスや野球の様なチャレンジがないことであり、ビデオ判定をするかどうかはレフリー陣の判断で行われる。サッカーは、遠く離れたビデオ室に4名の担当者が画面を見るのだが、ラグビーは
ただし、観客席からのブーイングのアピールや、大型モニターのスローが流れたために、レフリーは自分の判定に自信がなくなり、TMOを要求することもある。
判定の最中は、会場での大型モニターにもなんども映し出されるので、観客が判定がどうなるかを会場に流れる心臓音の鼓動を聴きながら待つのも、今ではエンターテイメントの一つとして楽しめる様になってきた。
日本の場合、大型モニターの設置競技場が少ないし、TMOを行うのはカメラや再生装置など多くの機材を必要とするので、トップレベルの大会ゲームでないと採用できていない。また、採用のスタジアムもイタリアのマットレスメーカーのマニュフレックスが一手にスポンサーとなって提供している。マニュフレックスの宣伝でマットレスにダイビングする選手のモデルは、南アのロック、マットフィールド選手ではないかと思われる。
W杯ではスタジアムに大型画面を2面設置することが大会レギュレーションで決まっており、熊谷など新設のスタジアムには大型モニターが1機は設置された。もう一つは仮設で間に合わせる様である。
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