TOKYO2020で、7人制ラグビーが行われます。
昨年にわかラグビーファンとなった皆様には特に、7人制ラグビーは縁が遠かったと思います。実は毎年桜の咲く頃になるとセブンス(7人制ラグビーのことをセブンスと言います)の季節を迎え、国内でもさまざなな大会が開かれた。もし例年ですと、目にする機会もあったはずなのですが、今年はコロナの影響で全て中止になっています。
そこで、オリンピックの予習を兼ねて、7人制ラグビーとはどんなものなのか、その魅力を語っていきたいと思います。
今回はオリンピック
1、大会日程 (コロナで変更がなければ)
男子
7月27日(月)
9:30から プール戦6試合
16:30から プール戦6試合
7月28日(火)
9:30から プール戦6試合
16:30から 順位決定戦2試合 準々決勝4試合
7月29日(水)
9:30から 順位決定戦4試合 準決勝 2試合
16:30から 順位決定戦2試合 3位決定戦、決勝戦
女子
7月30日(木)
9:30から プール戦6試合
16:30から プール戦6試合
7月31日(金)
9:30から プール戦6試合
16:30から 順位決定戦2試合 準々決勝4試合
8月日(土)
9:30から 順位決定戦4試合 準決勝 2試合
16:30から 順位決定戦2試合 3位決定戦、決勝戦
開始時間等は、熱中症対策を考慮し午前9時半と夕方から4時半からそれぞれ3時間の入れ替え制ででうす。先に男子のメダルが決定し、表彰式が行われ、次に女子の大会が行われます。
2、大会会場
東京スタジアム(=味の素スタジアム)
2019W杯の開幕のロシア戦やフランスがアルゼンチンを破ったゲーム、3位決定戦など熱戦の記憶が刻まれています。1964年の東京オリンピックの際のマラソンコースの折り返し点が近くにあります。
最寄駅は、京王線飛田給駅。
同じ日に午前と午後のチケットを両方持っている人は、入れ替え制なのでどこで時間を潰すのかの問題が発生します。新宿まで戻るのはちょっと面倒です。
3、大会規定
男子も女子も下記のレギュレーションで行われます。
1)出場は12カ国
2)4カ国3プールでブール戦を行う
3)ブール戦は勝ち点制 勝利3点引き分け2点 敗戦1点 延長はなし
4)各プール上位2位までと3位の中の上位2チームが準決勝進出
(勝ち点が同じ場合は当該チームで勝利したチームが進出)
5)各プール最下位と3位の最下位は9−12位順位戦へ進出
6)ノックアウトステージでは引き分けはなし、同点の場合は5分の延長戦
7)順位戦初戦は上位と下位のたすき掛けで行う
8)負け同士が11ー12決定戦、勝った同士が9ー10決定戦
9)準々決勝は上位8チームで、上位と下位のたすき掛け
10)勝ったほうが準決勝進出、負ければ5−8位順位戦
11)決勝戦は10分ハーフ
つまり、予選プールで負けても最終日までゲームがあるということです。そして1位から12位まで順位が確定するということです。しかし各プールで2位以内に入らないとメダルの道は厳しいことになります。ということはプール戦3ゲームのうちに2勝を上げれば良いことになります。
3、出場国紹介
男子、現在11カ国が決定しており、残るは1チームのみです。
オリンピックですので、イングランド、スコットランド、ウェールズ、はUKとしての出場です
男子
- 日本(開催国)
- フィジー(ワールドシリーズ上位)
- アメリカ(ワールドシリーズ上位)
- ニュージーランド(ワールドシリーズ上位)
- 南アフリカ(ワールドシリーズ上位)
- アルゼンチン
- カナダ
- イギリス(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)
- オーストラリア
- ケニア
- 韓国(アジア代表)
- 未定 (ワールドシリーズで決定)
女子
- 日本(開催国)
- ニュージーランド(ワールドシリーズ上位)
- アメリカ(ワールドシリーズ上位)
- カナダ(ワールドシリーズ上位)
- オーストラリア(ワールドシリーズ上位)
- ブラジル
- イギリス(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)
- ケニア
- フィジー
- 中国
- 未定
- 未定
6月の世界最終予選で男女合わせて残り3枠が決定する。その後組み合わせ抽選が行われる予定。
(追記 コロナの影響で予選も中止、オリンピックのスケジュールは1年後を見据えて再度決定される予定)