スコットランド ちょこっと一周(アラウンド) 第六回 スカイ島

2019W杯で日本の同組となるライバル、スコットランド。日本が勝つためには相手の事を知り尽くしておかねばなりません。このコーナーでは、スコットランドの中を巡りながら、知っているようでしらないスコットランドをより身近に感じられるためのトリビアをちょこっとづつ紹介します。

スカイ島

スカイ島は、One Pieceに出てくる「空島」ではなく、スペルはSKYE です。翼の形をしています。

スカイ島には古代の遺跡も多くのこっています、自然の景観はとても絶景で神秘的です。一度は行ってみたいところの一つです。

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ボニーの逃避行

ジャコバイトの象徴、ボニーチャーリーことチャールズは、1946年のジャコバイト軍が全滅になったカローデンムーアの戦いを奇蹟的に生き延び、その後逃避行を続けます。
この逃避行はいろいろなところで逸話になって残っていますが、中でもスカイ島に逃げ込むくだりは有名です。
島育ちの美しい女性フローラマクドナドがボニーに女装させ自分の次女という設定で、船に乗せて、スカイ島に渡ります。

この時の話は、美しい歌になって伝わっています。「スカイボートソング」

以前紹介したTVドラマ「アウトランダー」でも歌詞を替えてテーマソングに採用されています。

まるで勧進帳

ボートに乗り込むまで、イングランド兵に何度か捕まりそうになりますが、機転をきかせ、次女に扮したボニーをフローラがしかりつけたりし、目をくらましたそうです。

この逃避行、まるで歌舞伎18番 「勧進帳」の義経と弁慶のようですね。

2019ラグビーW杯の際にはスコットランドの人も是非歌舞伎にさそってやりましょう

勧進帳の紹介

歌舞伎座HP

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幻の酒ドランブイ

まだ話は続きます。スカイ島に逃げた、ボニーですが、追手はまだ迫ってきます。ボニーは次へ向かう船を待たねばなりません。この時助けたのがエルゴールのマッキノン一家。ボニーは別れ際にスチワート王家に伝わる、秘伝のリキュールのレシピをマッキノンに渡します。それが今に伝わる「ドランブイ」です。(異なる説もあります)。ドランブイはモルトウヰスキーにハチミツやスパイスを加えたものです。

ドランブイ社HP

このドランブイを使ったカクテルに、「ラスティネイル」やその名も「プリンスチャールズ」などがあります。

 

2019年に日本に来るラグビーファンはもっぱらビールのイメージがあります。カクテルなんて洒落たものを好むかどうかはは分かりません

 

 

 

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