2025夏テスト 7月第2週まとめ

チーターズ ジョージア
24−20
先週アイルランドにも大敗(5−34)したジョージアは、経験の浅い選手で構成。後半主力を投入し競った展開になるも、チーターズにも競り負けてしまった。ジョージアは12位になったウェールズの上を行く11位。テストマッチでないので順位の変動はない。来週も上位の南ア戦なので負けてもポイントの移動はない。
ジョージアは秋にサモア、ジャパンというほぼ同格の相手とのゲームが組まれているそこで12位以内にとどまれるかが問われることになる。

フィジー スコットランド
29ー14
先週負けたにせよオーストラリアと凄まじいラグビーを見せたフィジーは、マオリを退けた上位のスコットランドを破ってしまった。
フィジーはこれでPNCに備える。
スコットランドは、次はサモアに乗り込む。これはPNCでのサモアとフィジーの力差を測るるものになる。

ジャパンーウェールズ
22−31
先週猛暑の九州で18連敗となったウェールズが今度は蒸し風呂状態のノエビアスタジアムでジャオパンを退け、19連敗を阻止し、このシリーズを1勝1敗とドローで終えた。決着は11月15日のカーディフに持ち越された。ウェールズは若き司令塔ダンエドワーズは初めて、終了5分前に2点差にせまるジャパンを引きはなすトライで試合を決めた。12位以内の争いは秋に持ち越されることになった。

NZーフランス
43−17
前節、主力を出さないと批判のフランスだったが結果は接戦。今回は国内決勝戦に出たメンバーも加えるフランスだが、やはり経験の浅い選手ばかり。結果はオールブラックスの圧勝となった。ガルティエはこのシリーズをどのように考えているのであろうか?また27年W杯のメンバーをどのように決めていくのだろう。
来週も同ゲームの三戦目が組まれている。次のフランスのメンバー構成に注目。

南アーイタリア
45−0
南アは圧倒的なフィジカルの差で、イタリアを完封した。なんとキックオフでわざとノット10をして中央相手ボールスクラムで気になりPGを得るという奇策を見せた。イタリアは南ア戦2連敗でシリーズを終えた。
南アは現メンバーが強力すぎるので、新旧交代のタイミングが難しいところが課題ではある。
南アは来週は格下のジョージア戦となる。

ポルトガルーアイルランド
7−107
すでにW杯出場を決めているポルトガルだが、主力のいないアイルランドに100点差で大敗となっていまった。ティア1とティア2の力の差を感じる。
このような格差があると2027年W杯プール戦でミスマッチの続出にならないか不安である。

ウルグアイールーマニア
70−8
やはりW杯出場をきめているルーマニアだが、これから出場をめざす大会に挑むウルグアイに大敗してしまった。

カナダーベルギー
18−25
11月のドバイでW杯の最後の椅子を争う可能性のある両国。先週はUSAに負けたベルギーの勝利、

USA スペイン
20−31
欧州の下位勢のなかで、スペインはUSAに快勝した。

ウルグアイーチリールマニアースペインーUSAーベルギーカナダの実力順がおぼろげに見えてきている。

アルゼンチン イングランド
17−22
イングランドが連勝し、このシリーズ2連勝で制した。
アルゼンチンはXVと代表の2チームが別個に動いており、XVはルーマニア、代表はウルグアイ戦を残している。

来週からはいよいよ、ブリティッシュアイリッシュライオンズとオーストラリアワラビーズの3連戦がはじまる。

 

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