18日
サモア‐ バーバリアンズ
28−14
バーバリアンズにはサモア代表を外れた選手が多くさながら練習試合の様相
サモアは来週は絶好調のアイルランドと大会前の最終戦を迎える。
ウルグアイ ーアルセンチンXV
33−13
ウルグアイは5トライを浴びせてアルゼンチンVXを一蹴した。
ウルグアイとチリとナミビアとアルゼンチンVXの総当りによる強化試合の結果は
ウルグアイ 3勝0敗
アルゼンチンXV 2勝1敗
チリ 1勝2敗
ナミビア 0勝3敗
となった。
このあとナミビアはブルズとの練習試合、チリはアルゼンチンXVとの再戦を終えて本大会に向かう。
ウェールズ 南ア
16−52
ほとんどレギュラーメンバーが固まっている南アにたいし、メンバー不足で固まりきれないウェールズ。勝敗は関係ないかもしれないが、この点差ではウェールズは情けない。南アのスクラムに対抗できるチームがあるのだうか。ウェールズの光明といえば、スカレーツのSOコステロ‐のキックの正確さと、新キャプテンモーガンの実直なプレーぶりだ。南アはリボックのプレースキックが決まらないのが気がかり。
これでウェールズの本大会前のゲームは終。21日に33名が発表になる予定。そして、この低迷のままぶっつけ本番で、9月10日ボルドーで初戦のフィジー戦を迎えなければならない。
ジョージアーUSA
22−7
ジョージアは先週はルーマニアを56−6と圧倒したばかり。かつて日本のライバルで今回出場をのがしたUSAも相手にしなかった。
ジョージアは来週好調のスコットランドと対戦し、本大会に望む。初戦はサンドニのオーストラリア戦。
イタリアールーマニア
57−7
来週はジャパンとの対戦があるイタリアが、ルーマニアに大差の勝利。
ルーマニアはUSAにも負け、ジョージアに大敗し、今週もイタリアに大敗しした。前半12分にロックの選手にレッドカードが出て、14人になったのが大きい。
イタリアはカプッチョが復帰した。いやはやカプッチョの変則的動きは予測不能だ。この日も独走でトライをとった。
それにしてもルーマニアの黄色の新しいジャージのデザインは奇妙だ。まるでバカボンのパパ、お腹の民族模様を入れ込んだ黒の切り返しが腹巻きのようで、黒もパンツとつながって股上が非常に長く、ステテコのように見えてしまう。
アイルランド イングランド
29−10
ファレル問題で揺れるイングランド。この日は当然欠場。しかもその問題にもう一人仲間が加わってしまった。52分にブニポラのノーバインドタックルが頭に入った。イエローだったがバンカーシステムの結果、ファレル同様レッドに変わった。
これでブニボラはジャパン戦に欠場することがほぼ決定した。
ゲームの方もイングランドはまたもや情けない。トライが取れない症候群だ。
この日も14人になってからやっとシンクラーがねじ込んで、トライが出たが、これで3試合でトライは2つだけバックスでのトライは全く無い。ラインアタックが単調で守りやすい。
この日の反則の数は13。イトジェのタックルも本来はイエローものだった。
来週は、トゥイッケナムで本大会で台風の目となるだろうフィジーが相手だ。うまく行かない欲求不満が積もれば、もう一人ファレルの仲間を増やすことにもなりかねない。
アイルランドはセクストンはお休みだが、マックハンセン、ジィームスロウほかはもう役者が揃ってきた。キースアールズは流石に最後の33人には入らないかもしれないが、途中出場で100キャップを取得。しかも自らトライも上げ好調ぶりをアピールした。
フランスーフィジー
32−17
会場はジャパンがアルゼンチンと対戦するロワール川の河口近くの街ナントのスタッドデラボージョワール。フランスのサポーターの熱気はすごい。フランスの応援は楽隊が入っていることだ。そして「ラマルセーエス」や「ギリシャのワイン」が大声で歌われる。こじんまりしたスタジアムだが、観客席は屋根で覆われており、スタジアム全体が大歓声で包まれる。
ヌタマックを欠くことになったフランスだが、ゲームの入りのフィジーへの警戒意識がみごとだった。着実にPGで点差をひろげ、キックを外に出し、ラインアウトでもからんで、ボールをフィジーには渡さない。このようにフィジーというチームは先行され、ボールをもてないとやる気がでない。ガルティエはそのところよくわかっていて、チームにもその意識が浸透している。すばらしい。
フィジーが「ひょほひょこ」と動くように感じる時は調子が出ないときだ。この日は個々が縦にはいるだけでチームプレーができなかった。オフロードもすくない。しかし、充分な破壊力で「台風の目」の片鱗は感じられる。
好調のフランスは来週はサンドニにオーストラリアを迎える。
フィジーは、トゥイケナムで絶不調のイングランドと対戦する。