1,ニュージーランド
29日 日本 38−31 勝利
5日 ウェールズ 23−55 勝利
13日 スコットランド 23−31勝利
19日 イングランド 25−25 ドロー
一応無敗で遠征を終えたが、どこか物足りない結果である。日本戦が尾を引いて、急遽主力を戻してのウェールズ戦は、大勝したところで、元気のないウェールズで相手では勝利したことは評価できるものではない。スコットランド戦もTJ復活投入で流れを変えた薄氷ものの勝利であり、希望の星として期待のそのTJもイングランド戦でアキレス腱断絶で来年のW杯に出れるか暗雲。
2,南ア
5日 アイルランド 19−16 敗戦
12日フランス 30−26 敗戦
19日 イタリア 21−63 勝利
26日 イングランド これから
アイルランド戦ではコルビのFB&キッカーのテストに失敗、フランス戦も惜しいゲームをプノーの逆転トライを許して落とした。しかし相手は絶好調の2チームであり、2つのゲームともその実力をほどを見せつけるものであったと言える。イングランド戦の結果が待たれる。
3,オーストラリア
29日 スコットランド 15−16勝利
5日 フランス 30−29 敗戦
12日 イタリア 28−27 敗戦
19日 アイルランド 13−10敗戦
26日 ウェールズ これから
オーストラリアは主力にけが人がおおく、その上1ヶ月以上に渡る長い遠征。日本で3ゲームを戦ったオーストラリアAからだと2ヶ月もの遠征になった。新しい戦力や戻った戦力をためしてはいるが、惜しい敗戦が続き、遠征疲れが見て取れるのがありあり。まだウェールズ戦を残すが、この長い遠征に意味があったのかどうか疑問。
4,アルゼンチン
6日 イングランド 34−18 勝利
12日 ウェールズ 20−13 敗戦
19日 スコットランド 52−29 敗戦
アルゼンチンは好調なチャンピオンシップの流れのままイングランドにのぞみ歴史的勝利を収める。チェイカ体制になって攻撃パターンが多彩になったことを北半球に印象づけた。ボフェリというキッカーの存在も知らしめた。しかしその後がいけない。危険なプレーから退場者をだし自滅するという昔のアルゼンチンが戻ってしまった。危険度と弱点をさらけ出したことは、遠征の成果としてはマイナスだったのではないだろうか。特にそれをエディーさんが見逃すはずはない。もちろんジョセフ達日本の首脳陣もである。
5,サモア
5日 イタリア 49−17 敗戦
12日 ジョージア 19−20 敗戦
19日 ルーマニア 0−22 勝利
イタリア戦は優勝したパシフィックネーション以来の初戦であり、急遽寄せ集めのサモアにとっては仕方のない結果であった。その後、ジョージア、ルーマニアと同格のライバルに徐々にいいゲームをしており、チームとしてまとまることができた。今回の遠征の成果は大きく今後とも成長が見られる。日本としては驚異になることは間違いない。日本とはW杯の前に5月にパシフィックネーションで対戦がある。
6,フィジー
5日 スコットランド 28−12 敗戦
12日 アイルランド 35−7 敗戦
19日 フレンチバーバリアンズ 14−46 勝利
こちらもアイランダーにとっては、サモアと同様の結果になった。初戦はチグハズで、好調のアイルランドには歯が立たないのは仕方ないところである。ただし、チームとしての成長ができた点で、今回の遠征の成果はあった。
来年のパシフィックネーションをどのようにつかいW杯に望むのかが問われる。