6ネイション 第3節結果

イタリア ー アイルランド

アイルランドはセクストンが復活しました。脳震盪の影響は全くありません。
素晴らしいパスのキレタイミングと状況判断は惚れ惚れします。さらにセクストンは新たな魅力を発見しました。

スクラムハーフはマレーでなくギブソンパークが先発でした。さらに最後には22歳の新人キャッシーとかわる余裕もありました。緊張しながらも張り切るキャッシーをがスローフォワードなどもミスをしても、それを優しい目気遣うセクストンの姿は、私が見た中で6ネイション史上最もほのぼのとする場面でした。そんなセクストンはとても魅力的でした。

しかし、アイルランドはどうしてもセクストンにおんぶに抱っこになってしまいがちです。2023年向けてはチームを組み替えることが必要になるはずなのです。

イタリアは二人もイエローを出してしまい。6ネイション30連杯という結果に終わっています。6ネイションから外すという声がさらに強くなると思われます。

 

 

ウェールズ イングランド

イングランドはやはり何かおかしいです。ちくはぐです。

私は初戦の時から感じていましたが、エディさんは絶対に何かプレッシャーをチームに仕掛けています。23年の大会に向けてのことに間違いありません。

エディさんの行動や特性をよく知る解説の真壁も同じように感じていて「エディさんがプレッシャーをかけているのでは」との発言をしています。

同じように現地のカメラもエディさんを何度も映し出していました。

このゲームでも、序盤から反則が非常に多い展開、なんとイトジェだけで5回も連続し犯すという異常さです。それでもイトジェ自身は臆することもなく溌剌としたプレーで、積極的にチャージに行ったりボールに絡んだり目立っていました。

エディさんが仕掛けるとすれば、チーム内のリーダーシップのパワーバランスの修正ではないかと思います。ファレルに依存し切ってしまっているチームをイトジェ中心にパワーバランスを分散させようと仕掛けているように思われます。いわゆるリスクの分散かと思います。

これでスコットランドに続きウェールズにも敗れてしまいました、次回のアイルランドに敗れてしまうと、英国内の最下位が決まります。

JAPANとの運命の対決は、2023年10月17日日曜ニースのAllianz Rivieraスタジアムに決定しました。ちょうど後2年半くらいになります。その時までイングランドはどんな工程を経て、どのようなチームに仕上げてくるのでしょう、興味はつきません。

一方のウェールズですが、調子悪いとか、新旧交代がうまくいっていないなんて言われましたが、なんとこれで3連勝です。早くもトリプルクラウン達成です。

このゲーム気になったのは最初のアンセムの斉唱の場面です。ウェールズの人たちが歌がうまいのは知っていましたが、イングランドのチームがあんなに音痴だったということにびっくりしました。全く聴くに耐えません。こればチーム事情も表しているようでしょうか?合わせようとする意図も感じられません。無観客だから余計に目立ちます。その後のウェールズのランドオブマイファーザーの歌声が素晴らしかっただけにその差は歴然でした。

 

フランスースコットランド 延期

フランスはコロナの陽性者が多発してしまいました。最初はキーマンのデュポンの陽性が判明し、調子の良いフランスのピンチと思われました。さらにその後も陽性者が出てきて(5名と言われています)今度は開催もあやぶまれました。水曜の時点では開催決行のニュースも流れましたが、その後すぐに延期が決定しました。

まだ開催日の日程は発表されていません。調子の良かった両チームの対決だけに完全な形での試合になって惜しいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です