W杯2023 組み合わせ決定 

W杯2023の組み合わせが決定しました。

JAPANは、イングランド、アルゼンチンと同組になりました。

まず、バレリーナですらっと背の高い、そしてちょっとエキゾチックな美人、アリス・ルナヴァンさんがジャパンがアルゼンチンのが入っているD組を決定しました。そして三星シェフのサボア氏がバンド1を順に決め、C組にウェールズが入ったと同時に、エディさんのイングランドが対戦相手に決定しました。

それは、それまでジャパン贔屓が勝手に持っていたバンド2としての有利性の希望的観測を、全く持って吹っ飛ばしてしまいました。

しかし、一旦これが決まってしまうと、ワクワク感の方が完全に支配的になります。非常に楽しみな組に入ったと言えるのではないでしょうか。

 

組み合わせ決定

組み合わせ結果をまとめると次の通りになります。

A組
ニュージーランド、フランス、イタリア、アメリカ1、アフリカ1

B組
南ア、アイルランド、スコットランド、アジア・パシフィック1、欧州2

C組
ウェールズ、オーストリア、フィジー、欧州1、最終予選勝者

D組
イングランド、JAPAN、アルゼンチン、オセアニア1、アメリカ2

 

D組

まずは、JAPANの入ったD組から見ていきましょう。

イングランド、JAPAN、アルゼンチン、オセアニア1、アメリカ2

イングランドは、6ネイションでフランスに破れましたが、優勝を飾り、先週終わったオータムネイションズカップではそのフランス(若手中心でメンバーは全く違う)に延長戦の上に破って2冠を達成しました。
メンバーも円熟味を増して、さらに若手も少しずつ試す余裕もあり、隙がありません。ジャパンの強さを一番よく知っているエディさんですから、抜け目は全くないと言えます。

アルゼンチンは、史上初オールブラックスを破り、さらにオーストラリアとも2度の引き分けで、トラネーションで2位に入りました。現在のところ最も乗りに乗っている状況です。2007年の前回のW杯フランス大会では、開幕戦でフランスを破り、センセーションを巻き起こしました。フランスの地は縁起が良いでしょう。2年半後もその好調が維持出来るかというとその保証は全くありません。

オセアニア1はおそらくサモアで決まりと思われます
そうなると、JAPANとサモアとは2015年2019年と三回大会連続での対戦になります。

アメリカ2はカナダかウルグアイか、ウルグアイならば先のW杯釜石でのフィジー戦の勝利の印象が強烈に残っています。素朴ながら、真摯なラグビーは非常に好感が持てます。(解説の藤島大さんのウルグアイのジャージ姿を見かけます)

カナダとなると、ジャパンは2大会連続での引き分けの歴史があります。2007年の同じフランス大会での同点ゴールを思い出します。ジャパンが南アに勝利するまで、ジャパンの最大の瞬間でした。

 

C組

次にC組を見てみましょう
ウェールズ、オーストリア、フィジー、欧州1、最終予選勝者

欧州1位は間違いなく、ジョージア
となると、なんと、日本大会のD組とほとんど同じです。

(ちなみに、全秋はウェールズ、オーストリア、フィジー、ジョージア、ウルグアイ。しかも、今回の最終予選勝者もウルグアイになる可能性だってあります。)

フィジーはオータムネーションズカップをコロナ禍でラウンドロビンを全戦欠場して、順位決定戦やっと出場でき、ジョージアを退けました。ジョージアはラウンドロビンで全廃しながらも、最終ウェールズ戦で初めてトライを挙げるなど戦いながら力を付けてきました。しかしそのジョージアに対し、全く練習できていなかったフィジーが、フィジカルやセットプレーで優位に立ち、ジョージアを退けました。久々に代表復帰したネマニナドロの大車輪の活躍も見事でした。

このところ、ウェールズは全く元気がありません。若手への切り替えもギクシャクしています。(オータムネイションのジョージア戦のみは若手中心でした)

D組のJAPANがイングランドを破り、1位通過となれば、ウェールズかフィジーが相手になると思います。2位通過となれば、相手はオーストラリアになるでしょう。

B組

南ア、アイルランド、スコットランド、アジア・パシフィック1、欧州2

なんと、なんと、アイルランドとスコットランドがまた同組となりました。アジアパシフィックはトンガになると思われます。欧州2位はルーマニアかスペインでしょう。

南アは南半球から急速に北半球のPRO14などに参加など接近しています。
さらに最近のスコットランドには南ア出身者が4名もいます。つまり、顔を知って者同士の戦いになるということです。

南ア、アイルランド、スコットランドの内、1チームがノックアウトステージに残れなくなります。スコットランドにとっては試練の組になりました。

またアイルランドも若干心配です。現在でもセクストン頼みの面が大きいのです。でも次回大会をセクストンで行けるのかは難しいと思われます。

A組

ニュージーランド、フランス、イタリア、アメリカ1、アフリカ1
(アメリカ1はUSA、アフリカ1はナミビアか)

そして、絶好調で準備万端の開催国フランスはオールブラックスと同組になりました。フランスとニュージーランドはW杯で何度も対戦して数々の伝説となる名勝負を繰り広げた因縁の相手です。今回もこれが実現してしまいました。先月末に若くして亡くなったドミニシが1999年のW杯でオールブラックスからあげたトライを思い出します。ドミニシの魂がこの運命の組み合わせを実現させたのかもしれません。

イタリアーオールブラックス戦は日本大会では台風で実現できませんでした。イタリアはその忘れ物を取りに行くゲームとなりますからテンションが上がります、4年越しの戦いとなります。

アメリカ対フランスは博多の森のゲームの再戦となります。

 

 

 

 

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