2023年 W杯組み合わせ抽選会 プレビュー 

日本時間12月14日8時から、2023年のW杯フランス大会の組み合わせ抽選会が開催されます。Jスポーツで中継があります。
昨年日本大会が終わったばかりで「もう」という気もありますが、イングランドと南ア以外はw杯での敗退が決まった時点から、すでにフランス大会の準備が始まっているのです。

抽選会が開催される場所は、フランスはパリの旧証券取引所です。
パリの中心部パレドワイヤルのちょっと北に位置します。
19世期初頭に建てられた、イオニア式の柱の林立する、ローマ風の歴史ある建物です。


ウィキペディアより

組み合わせ抽選方式

すでに日本大会での各プールの3位までの12チームの出場が決定しています。
この12チームは世界ランクの順位ごとにバンド1からバンド3にランク分けされて強豪チームがうまくバランスよく配置される仕組みになっています。

11月29日現在のランクは大きな変動が起きています。
1位の南アは揺るぎないですが、先々週アルゼンチンがオールブラックスに勝ちましたので順位を上げ、さらにウェールズが負け続けていたので9位までランクを下げる状態です。
ジャパンはW杯中の最高位は7位だったのですが、その後ゲームはなく、現在は10位にまで下がっています、10位というとバンド3に入ります。

しかし、今回は世界的コロナ禍の影響で、コロナが始まる前のランクでバンドが組まれるという特例があり、ジャパンは8位扱いでバンド2の強豪としてとり扱われます。この措置は日本にとっては非常に有利に働きます。

各バンドはこうなっています

バンド1
南ア、ニュージーランド、イングランド、ウェールズ

バンド2
アイルランド、オーストラリア、フランス、ジャパン

バンド3
スコットランド、アルゼンチン、フィジー、イタリア

バンド4
オセアニア1 (多分サモア)
欧州1    (ジョージアと予測される)
アメリカ1  (USAではないか)
アジアパシフィック(トンガが来るのでは)

バンド5
アフリカ1(ケニアかナミビアか)
ヨーロッパ2(ルーマニアかスペインか)
アメリカ2 (カナダもしくはウルグアイ)
最終予選勝者(ロシア、カナダ、ウルグアイ?)

 

つまり、日本と同組には、アイルランド、オーストラリア、フランスが入らないということです。若手が急成長して絶好調の地元フランス(個人的には優勝候補筆頭と思っております)と同じ組みにならないことはとてもラッキーです。ということはサンドニでの開幕戦もやらなくて良いことも決定してます。

バンド4、バンド5でどのチームが同じ組になるかわかりませんが、ここの2チームには何処が出てきても確実に勝利できると思われます。となると、ジャパンにとっては、バンド3の4つのチームの内何処が来るかが一番の注目ポイントでしょう。バンド3のチームへの勝利が8強への確実な切符となります。

ということでバンド3の4チームを見てみましょう

バンド3の対戦相手は?

仮定1 スコットランドか
スコットランドとは3大会連続の宿命の対決となります。しつこいスコットランドが前大会の徹を繰り返すことはありません。最大の強敵と言わざるをえません。できれば同組となるのだけは避けたいところです

仮定2 アルゼンチンか
アルゼンチンは、史上初めてオールブラクスを破って波に乗っています。ただし今後の2年半この好調を持続することは難しいと思われます。

仮定3 フィジーか
ナドロが代表に復帰するなどしていますが、コロナ感染者が出たことで、せっかくの機会であるオータムネイションを戦うことができなくなっております。実力は不明で事業に不気味です。昨年度釜石で堂々とフィジーを下しており、日本は苦手意識はなくなっています。

4、イタリアか
イタリアは、国際マッチで全く良い結果を残していません。現在のランキングはも14位と低迷。主将のパリッセも既に引退なのですが、その引退マッチですらできていない状態です。

抽選では、イタリアが一番組みやすく、スコットランドになると厄介です。

 

バンド1の対戦相手は?

またバンド1の4つのチームの何処とできるかも注目です

1、南アの場合
3大会連続の対戦となります。
もうお互い手の内は知り尽くしています
南アの優位はかなり絶対的です。

2、オールブラックスの場合
2011年のハミルトン以来のW杯での対戦になります
現在はアルゼンチン、オーストラリアに破れるなど調子を落としています。
オールブラックスに勝つことになっても番狂わせではないでしょう

3、イングランドの場合
シックスネーションで優勝するなど、現在絶好調です。エディさんのコーチングも嵌っています。若手の起用のバランスなど準備は事欠きません。
全く持って隙がないと言えます

4、ウェールズの場合
先週、ジョージアに勝つまではテストマッチ6連敗という最悪の状態です。ランキングも日本のすぐ上の9位です。若手への移行も遅れています。
そのジョージア戦は、完全に若手主体のチーム編成でした、その様に若返りを測ってくるのかが注目されています。

一番組みしやすいのはウェールズです。
どの国もウェールズと同組になる様に願っているかもしれません。

バンド4とバンド5がどのチームになるにしても、目標がはっきりし、戦略戦術を明確にし、目指すラグビーにむけてスタートが切れます。ジャパンは国際マッチでの出だしが遅れています。若手の人選も含めて、早急な体制がためが進むと思われます。

今後のW杯予定

会場は次の9箇所が決定していますが、日程と会場は4月に改めて決定発表の運びとなります。

リール、サン=ドニ、ナント、ボルドー、ツールーズ、リヨン、ニース、マルセイユ、サンテティエンヌ

現在チケットのエントリーはすでに始まっています。

https://tickets.rugbyworldcup.com/en/

チケットの販売開始は4月以降になります。
日本旅行、STH 、東武トップツアーが公式旅行代理店として発表されています
それぞれのH Pでツアーのエントリーは始まっています。

 

 

 

 

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