プールマッチナンバー10
キックオフ日時 9月25日14:15
会場 釜石鵜住居 天候 晴
レフリー Pガウゼtル
目次
1、メンバー発表時の予測、見どころなど
札幌でのオーストラリア戦の前半でパワーが爆発したフィジーは2戦目目です。
流石に中三日なので、イングランド戦のダメージでしょうか、大幅にメンバーを変更してきました。7月の日本戦からも大きく替わっています。
イサはゲーム中の怪我で、今回は休養、札幌で活躍した両ウィングの内、ツイタバキも休養、ランドラドラは今回はセンターでの出場です。
さらにボラボラも控えからの登場となります。
対するウルグアイは初登場、4年前に来日した際もハツラツとしたクリーンなプレーで好感が持てました。当時はほとんどがアマチュアですが、今ではプロ契約の選手も増えました。キャプテンはFLのガミナラです。なんと身長171cmのフランカーです(4年前の登録は175cmだったのですがサバを読んでいたものと思われます)。
釜石復興スタジアムの初戦です。両チームとも、なんともこの会場にふさわしいチームです。この両チームは2015年の大会でも対戦しています。ウルグアイは初戦のウェールズ戦、次のオーストラリア戦でもノートライだったのですが、ミルトンキーンのフィジー戦で12年ぶりの感動のトライを記録しました。しかも2本です。
2、観戦方法、場所
招待席、メインA
3、ゲーム結果
得点 27 30
5T 1G PG DG 3T 3G 3PG DG
勝ち点 2 4
勝ち点トータル
4、特筆事項 感想
ついに釜石の地でW杯のゲームは行われました。この日のために努力した関係者の思いや被災者の思いに感慨深いものがあります。天候も気候も芝生も、スタンドも最高な状態です。まさにこのひにふさわしいものです。ゴール裏の仮設スタンドを埋め尽くした、体育帽の小学生たちのなんとも楽しそうで、元気な応援や歓声、そしてなんとも希望に満ちた歌声に感動させられました。
ゲームはというと、戦前には、誰もがフィジーの優位予想でした。フィジーには優位な条件が多く揃っていました。フィジーは2戦目でプレッシャーはない、釜石も2戦目目で慣れている、天候もフィジーに有利、さらに体格的にも非常に優位など。ただ一点札幌から中三日なので、メンバーを大幅に替えなくてははならない事だけが不安。
その不安がフィジーには当てってしまいます、連携がうなく行かず、力でいくのかランでいくのか中途半端なアタック。そしてその多くのハンドリングエラーを生んでしまいます。さらにキックの精度の悪さも加わり、トライ数大きく上回りながらゲームに負けるという敗因になってしまいました、
対するウルグアイは初戦にも関わらず、体が格段に小さく細いのに、元気一般のプレーで前に出るディフェンスでプレッシャーをかけ、こぼれ球を拾い、キックも確実に決め、逆転後は終始リードを保つという事で勝利。この勝利は対フィジー初勝利であり、2003年のジョージア戦以来なんと16年ぶりの嬉しい勝利でした。
ウルグアイは今度はそのジョージアと中3日で29日に熊谷でゲームです。これもなんとも楽しみなゲームになります。