クルセイダーズ ハイランダーズ 38−14
毎年ながらダントツで突っ走るクルセイダーズ対、最終節で滑り込んだハイランダーズです。クルセイダーズは、フランクス、リード、クロティ、グッドヒューなど、ハイランダーズも、ベンスミスも戻ってきて、両チームとも役者が揃っての対決となりました。
クルセイダーズは、最初は入りがよくなく、反則もあり得点も伸びません。
前半は僅差です。
しかし、勝負所でのリーアムスクウェアの シンビン が流れを決定づけてしまいました。
さらにクルセイダーズは徐々にスクラムの有利を手掛かりに引き離します。
クルセイダーズらしい目の覚めるような早いパス回しも出て、一気にトライを取り引き離しました。
ジャガーズ チーフス 21−16
地元で初めてファイナルステージを迎えるジャガーズは、先週の サンウルブス 戦からメンバーを多く入れ替えて、SO以外は、ほぼアルゼンチン代表といったところ。
対するチーフスもサムケイン、リタリックなど大駒が揃って気合十分。
チーフスに最初は ハンドリングエラー が目立ちます。勝負所のラインアウトでミスも起こります。
ジャガーズも スクラム に苦しみながらも、ディフェンスが頑張り、最後は勝ちきりました。これで初の4強入りです。来週も地元でゲームができます。
ハリケーンズ ブルス 35−28
これぞスーパーラグビー。ボールがよく動き、攻守交代もめまぐるしく、見どころたっぷりの要素の詰まったゲームでした。
ハリケーンズは、コールズ、サベア、ペネナラ代表クラスのスター達がやはりスペシャルな働きです。バレット兄弟もまずますです。途中出場の若いラヤシも、スピードを聞かして2トライと活躍しますが、不用意な インテンショナルノックオン で、 ペナルティトライ を献上、シンビンも受け、チームを一時的に苦境にさせてしまいました。
ブルズもポラード、クリエルなどこちらも動きは良かったです。スナイマンも長身を生かしてアタックに オフロード パス に大活躍です。ヘンドリックスも決定力を見せます。最後はもう少しで同点というところまで迫りましたが力尽きました。
ブランビーズ シャークス 38−13
ブランビーズ はほとんど前半で勝負を決めました。
後半はブルズがほとんど攻めているのですが、なかなかトライにはなりません。逆にブランビーズ は、パウエルに代わって入ったマットルーカスが駄目押しトライをあげ勝負ありです。
これで来週の組み合わせは
クルセイダーズ ハリケーンズ (日本時間 29日土曜夕方)
ジャガーズ ブランビーズ (日本時間 29日土曜朝)
クライストチャーチのゴールポストは、ゴールが決まるたびに、ポール全体が光るようにさらに派手に改良されています。ブエノスアイレスのスタジアムは、ゴールポストから火花と煙幕が上がります。
光や火花がたくさんでれば、ホームチームが順当に勝ち上がることになりそうです。