トップリーグも15日の決勝戦で頂上が決まります
「今年のトップリーグは面白い」
何が面白くしているかというと、いわゆるガイジン、カタカナの名前の選手の試合に望む姿勢や試合のパフォーマンス、テンションが数段上がっていることがあります。
なぜそうなのか、その一つは間違いなく ダンカーターの存在とその影響でしょう。
ダンカーターが日本でプレーしているという事実や、またダンカーターが全力でプレーしているというだけで、それは違います。自分も日本でプレーしているのは本気だぞということ、日本のトップリーグが本物だぞという自己肯定感。ダンカーターも証明しているでしょうという主張。
日本のラグビープレーヤーはあまり世界のラグビーを知らない人も多かった方もしれません、ダンカーターの存在はそれはそれはすこいことということが象徴です。
過去カーワンもソニービルもノヌーもオールブラックスで世界的大のスターで日本でプレーしました。でも果たしてそこまで本気だったでしょうか?
ダンカーターは違います
他の業界に例えてみると
音楽業界60年代ならエルビスが日本に住んでシャボン玉ホリデーのレギュラーをやったようなもの、80年代ならマイケルジャクソンが日本で活動し、ザ・ベストテンに毎週でるようなもの
パソコン業界なら、スティーブジョブスが、NEC(ソニーではない)に入って日本で新しいパソコンを作る活動するようなこと
映画業界ならジョニーディップが、日本で活動し、松竹映画にでるようなもの
シャボン玉ホリデーも松竹映画も当時から世界に誇れる素晴らしいものです。しかしながら世界では知られません。でもその魅力や素晴らしさを世界のトップスターが本気で思ってそこに身を投じることは、本物だということです。
15日はサントリーには元オーストラリア代表、マットギタウがいます。対抗意識丸出しできてほしいものです。いやそうなるでしょう。
今期のトップリーグを象徴する決勝戦になることは間違いありません。
このままいけば フランスのトップ14、イギリスプレミアよりも面白いリーグになるのは間違いありません。
更に進むと、スーパーラグビーに匹敵するだけのものになる可能性もあります。