オールブラックス 26日先発メンバー戦力分析
『百年の孤独』を読む その2 正しい良い読み方とは(ネタバレあり)
正しい読み方とはなにか
結論から言う。
エンターテイメントとして次々に起こる突拍子のない出来事にツッコミを入れながら読むのが正しい読み方だ。
寓意に満ちていそうで、読み様によっては様々に読めるのだが、ここから教訓や人生の学びを得ようとするのは間違っている。
たとえば、何度も同じ名前をまたつけてしまったり、その名前のとおりの性格に成長したりするのはまだしも、タブーの近親相姦に走りそうになったり、兄弟で同じ女に子をはらませたり、世代が変わっても、同じことが繰り返される。突如現れる17人の息子たちなどある。それらに「なんじゃそれは。またやってもーた」などツッコミをいれることだ。
ツッコミをいいれるところといえば、「超常現象」である。何度も生き返る謎のジプシーのメルキアデス。空飛ぶ絨毯、物が動いたり無くなったりするのは普通であるが、黄色の花びらが街中に降り注ぐとか、空中浮遊とか、不眠症と健忘症伝染病がはやるとか、4年11ヶ月と2日雨が降り続くとか、シーツと一緒に天にのぼってしまうとか、自殺の血が村を流れて実家まで続くとか、黄色い蛾が集まる青年とか、それららは創造の域をはるかに超えている。いったりどこから思いつくのか
そこで面白いのは、そんな超常現象には登場人物のだれも驚かないことである。そうなると読者のほうも驚かなくなる、
一方、文明社会からも閉ざされた村に、文明が次から次へともたらされる。
最初はジプシーがもたらした、磁石や望遠鏡、錬金術というようなものだったが。その後宗教がもたらされ、国の統治機構が持ち込まれ、思想対立からの戦争がもたらされ、フランス式の「てれんてくだの技を駆使する娼館」がもたらされる。鉄道がもたらされ、アメリカ資本がもたらされ、労働争議がもらされる。ゴシック的な教条主義も持ち込まれる。最新の婦人科の医療器具なども持ち込まれる。
超常現象にはだれも驚かないブレンディア家の人たちだが、それらにどう反応するのかが面白い。中には異常にのめり込んで気が狂れてしまう者がいる。
初代のホセアルカディアは、新しい「科学技術」にのめりこみ気が触れる。二代目のアウレリャのは「革命」に取り憑かれ何度の危機を何故か乗り切る。4代目は「労働争議」にのめり込む。7代目の「羊皮紙の解読」にのめり込む。それによって起こる悲喜劇はリアルであり、救いようがない。列挙すれば、狂気、自己崩壊、自殺、暗殺、集団虐殺、拉致と監禁、そしてとどめには唯一のタブーだった近親相姦。
宗教や統治機構からはアナーキーである。だからなのか。かれらには規範というものがない。
『百年の孤独』を読む その1 (ネタバレあり)
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茂原、原田、竹内、桑野 ディアンズ、サウマキ、リーチ、マキシ
小山ー松田
長田、トゥア、ライリー、ナイカブラ、矢崎
坂手、岡部、為房、ワクア、タタフ、
藤原、李、山沢
小山‐松田で来ましたね。そして長田、ライリーもいます。途中出場で山沢も出れば、ディアレンデとコロインベテがいないだけでこれはほとんど、パナソニックのバックスです。
FWでは、桑野の初キャップが注目です。マオリ戦ではかなりいい仕事をしていました。
山本やコストリーがいないのは残念です。ディフェンスはちょっと心配になります。
矢崎は今まで相手には走り勝ちましたが、フィジカルの圧力の洗礼をうけ、今やそれを克服しつつあります。今度の相手はフィジカルでなく、初めて体験するスピードとキレです。どう対応するか注目です。
15 Ange CAPUOZZO (Stade Toulousain, 20 caps)
14 Louis LYNAGH (Benetton Rugby, 3 caps)
13 Juan Ignacio BREX (Benetton Rugby, 37 caps)
12 Tommaso MENONCELLO (Benetton Rugby, 19 caps)
11 Jacopo TRULLA (Zebre Parma, 9 caps)
10 Paolo GARBISI (Tolone, 38 caps)
9 Martin PAGE-RELO (Lione, 10 caps)
8 Lorenzo CANNONE (Benetton Rugby, 21 caps)
7 Michele LAMARO (Benetton Rugby, 40 caps) cap
6 Ross VINTCENT (Exeter, 6 caps)
5 Andrea ZAMBONIN (Zebre Parma, 8 caps)
4 Niccolò CANNONE (Benetton Rugby, 43 caps)
3 Marco RICCIONI (Saracens, 27 caps)
2 Giacomo NICOTERA (Stade Francais, 24 caps)
1 Danilo FISCHETTI (Zebre Parma, 43 caps)
16 Gianmarco LUCCHESI (Tolone, 24 caps)
17 Mirco SPAGNOLO (Benetton Rugby, 7 caps)
18 Simone FERRARI (Benetton Rugby, 55 caps)
19 Federico RUZZA (Benetton Rugby, 56 caps)
20 Manuel ZULIANI (Benetton Rugby, 23 caps)
21 Alessandro GARBISI (Benetton Rugby 9 caps)
22 Leonardo MARIN (Benetton Rugby, 10 caps)
23 Marco ZANON (Benetton Rugby, 14 caps)
FWはW杯後のいつものメンバーです。
バックスのほとんどは6ネイションのメンバーですが、昨年日本戦でハットトリックのベテランのイオアネでははく、ライナーとトゥルアという21歳20歳という若手になりました。