いよいよW杯イヤーの南半球チャンピオンシップが開幕しました。
南ア ー オーストラリア 35−17 ヨハネスブルグ
ヨハネスブルグのエリスパークはほぼ満員です。スーパーラグビーとテストマッチの人気の違いが見て取れます。両チームともアシックス製の新ジャージのお披露目です。ワラビーズの背中のジャージの GPS 部分のワラビーのエンブレムがなんとも可愛いです。
ゲーム内容は、最終的には地元の南アが圧勝したというところです。
南アのハーフ陣は、日本でもおなじみのEヤンチーズとSHのハーシェルのヤンチーズコンビです。(ちなみに、兄弟ではありません) SHのハーシェルは今回がデビューで溌剌プレー、しかも2Tの大活躍。おなじみのEヤンチーズもプレースキックなどで活躍しますが、いつものように危ない飛ばしパスの癖がありインターセプトを狙われます。
WTBンコシも快走を見せます。おなじみのデヤハーやビーストも何度もボールに絡みます。(どうでも良いけど、デヤハーのヒゲが濃くなったのは気になります。)
後半はワラビーズはゲニア、カートリービールなど大駒を投入しますが、流れは変えられません。逆に南アは着々とトライ、PGを重ねて点差を広げます。
アルゼンチン ー NZ 16−20 ブエノスアイレス
スーパーラグビーの決勝でジャガーズとクルセイダーズが当たってクルセイダーズが快勝したばかりですが、場所をクライストチャーチからブエノスアイレスに移しての戦いです。
ジャガーズの先発はほぼジャガーズフルメンバーですが、それに欧州からの大駒が投入されています。対するABは、クルセイダーズの大駒はお休みで、クルセダースからはエノーなど若手陣がデビューを果たしました。
どうしても、ジャガーズとブーマス、クルセイダーズとABを比較して観てしまいますが、両チームともまだチームとしての完成度や連携はイマイチかなというところです。
こうなると個人のミスや個人の機転などが目立ちます。久々登場のサンチェスの外へ飛ばしパスを、リタリックがインターセプトして50mを独走で走り切ります。リタリックがこんなにも足も早かったこともわかりました。
スクラムに関しては、プーマスはまだ弱いとこがあります。
後半になると、連携に関しては、プーマスの方は徐々に感覚を取り戻してキックパスなども決まってきました。
逆にABの方はなかなかアタックでの調子が戻りません、こんな時リードキャプテンが入れば変わるのでしょうが、今回はケインがゲームキャプテンですが、その影は薄いです。リタリックが全体を引張ている様子に見えます。
最終的には4点差のままプーマスが攻めて、なんどもゴール前に攻め入りますが、トライにまで結びつきません。そのままノーサイドです。
Wイヤーですので、色々と試したかったと思います。エノーなど若手は今回いい経験ができたので、今後チーム力も上がってくるのではないでしょうか。
次回は
NZ ー南ア ウェリントン
オーストラリア ー アルゼンチン ブリスベン
です。各チームともどんなメンバー構成で臨んでくるのか、見ものです。木曜の夜には発表になるはずです。
One Reply to “ラグビー チャンピオンシップ第1節結果”