スーパーラグビーが開幕しました。
我サンウルヴスにとっては厳しい開幕戦になりました。
全ての観戦はできませんが、全体的にはやはりNZ勢のレベルは高い印象です。
チーフス、ハイランダーズに破れる
結果27−30
チーフスでは東海大のモエアキオアが早々とデビューです。23番で58分から途中出場、2度のキャリーで2度ブレイク、ランメーター11mという結果でした。まずまずの合格点でしょう。今後の活躍が楽しみです。
サンウルヴス、スクラムとモールで崩壊
結果3−45
相手が悪かった、南ア代表のムタワリナ、ファーミューレン、ウーストハイゼンの巨体、なおかつ老練な曲者の揃った第一列です。プロップへ転向もまだ日の浅い3番ヴァルアアサエリ愛はまあよくやった方だと思います、
後半、フッカー北出、3番山下が入ると少しは安定しましたが後の祭りです。一旦向こうに行った流れは最後まで戻って来ずです。ミス⇨スクラム⇨反則⇨ラインアウト⇨モールでトライと、これでは流れを変えられません。
スクラムは長谷川コーチの低いジャパンのスクラムではありませんでした、サンウルブズどういうスクラムの方針なのか疑問が残ります。
レネレンジャーの怪我も心配です。
シンガポールはサンウルヴスのホームでスタジアムも立派なのですが、客足が寂しいのが問題です。秩父宮でしたら応援を背にもっと良いパフォーマンスが挙げられたのではないでしょうか。
また、東南アジアの高温多湿な気候もプラスには影響しませんでした。酷寒の日本からと真夏の南アからの対決であり、また、日本の夏を知るといっても生粋の日本生まれはほとんどメンバーにいませんでした。またセットプレー中心の展開は、キックで後ろに走らせ消耗させることもできませんでした。ですから、後半際以後にシャークスの足が止まるとの見込みは見事に外れました。
レネレンジャーの予期せぬ怪我で松田が投入されたのですが、松田の使い方はどうでしょうか、松田は器用なのでどこでもこなすかもしれませんがスタンドオフで育てたいところです。内田をウイングで入れればよかったのではと思います。
ブルーズはクルセイダーズに肉薄
結果22−24
このゲームオークランドのブルーズにはなんとフランストゥーロンにいたはずのマアノヌーが戻ってきてフル出場。
ゲームはシーソーゲームとなり、両チームとも反則で流れをつかめません。
また気になったのはキックの精度で、クルセイダーズのモウンガは結局1本のキックも決めていません。トライは4つで内二つはペナルテイトライなので自動的7点、都合24点。
対するブルーズも最後の勝負どころのイージーなコンバージョンとPGを外して逆転できないで2点差でノーサイド。
NZ勢の中でなかなか上位にいけないブルーズですが、今年は上位を行けるかもしれません。
Wカップを見据えて、オールブラックスの弱点(弱点ではなく極端に突出していないところ)はキックの精度だと思います。どう修正してくるのでしょう。私は最後はサンウルヴスのヘイデンパーカーを呼ぶべきと思います。
ワラタス、ハリケーンズに肉薄
結果19−20
フルでゲームを見ていないのでなんともですが、ハリケーンズ相手に僅差のゲームとなりました。
前半12−10とリードして折り返し、後半開始早々にトライGで19−10とリードしながら、ついにハリケーンズに逆転されます。
しかし、最後にの最後78分のバーナードフォーリーのPGが入れば逆転でした。これが失敗。
今週末秩父宮でのワラターズは猛威を発揮しそうです。
サンウルブズにとっては強敵です。
結果ブルズがストーマーズに勝った以外は全てホームチームが破れるという展開で幕を開けることになりました。
先週の6ネイションズもそうだったけでどホームが破れるとなんとも盛り上がらないです。