ジョージアやウルグアイ、ポルトガルなどティア2の状況のほうが現在ランキング14位のジャパンにとっては気になるところである。W杯出場を決める予選マッチも来年に迫っている。生中継がなく、海外サイトの記事や、スタッツからの情報をまとめる
ジョージア
ランキング11位と日本よりも上位のジョージアは南フランスモンペリエでオールブラックスXVと対戦。仙台でのジャパン戦とほぼ同じメンバーで臨んだ。結果は完敗(13−31)。オールブラックスXVには23番に日本戦にもでていた若手のルーベンラブも出場。
来週はジェノバでイタリア戦、その後はホームのトリビシにトンガを迎える。
ウルグアイ
スペインと対戦、序盤から先行され追い上げる展開だが、33−24で振り切られた。来週はいよいよフランスシャンベリーで日本戦。そのあとはブカレストへ乗りこんでのルーマニア戦となる。
サモア
サモアは資金不足でこの秋の欧州遠征は実現できなかった。
トンガ
ワールドカップB組の再戦となったルーマニア戦。トンガは2つのトライで先行するが後半に4本のPGを決められ逆転負けになる(25−15)
このあとパシフィックネーションでは実現しなかったUSA戦(シャンベリーでのジャパンウルグアイ戦に引き続きダブルヘッダーで開催)があり、そのあとトリビシへ乗り込んでのジョージア戦となる。
USA
パシフィックネーションでフィジー、サモアと熱戦を演じたUSAは、SOにベテランのマクギニーが戻った。緒戦のポルトガル戦は勝利でいた(17−21)におわった。
このあとトンガ戦(シャンベリーの日本戦のあとのダブルヘッダー)、そしてスペイン戦と続く。
カナダ
ルーマニアのブカレストにて、トンガルーマニア戦の前座として昨年W杯でおなじみのチリと対戦したが、トライは77分まで取れず、逆に6本のトライを取られる大敗を記することになった。実はW杯再出場を目指すカナダにとっては、来年のパシフィックネーションで5位になっても南米2位のプレーオフに勝てば出場できる。その相手はチリになる可能性が高いのだ。
なぜかメンバー表に日本で人気のマクミューレンツインズの名前がないのが気になるところ。
このあと17日にルーマニア戦となる。
チリ
カナダを退けた。来週はオランダ戦となり、最終週にはスコットランドAとのゲームも組まれている。このゲームはこの夏U20の大会がおこなわれたエディンバラのスタジアム(マレーフィールド隣接)で行われる
ルーマニア
トンガ戦は首都のブカレストにて、カナダーチリ戦に引き続き行われた。
このあとはおなじブカレストでカナダ戦、続いてウルグアイ戦となる。
ルーマニアは来年早々に行われる欧州選手権で4位までに入れば連続でW杯の切符を手に入れることができる。
ポルトガル
W杯でジョージア、オーストラリアに肉薄し、フィジーに1点差で勝ち、ジョージアに引き分け、一躍注目チームとなったポルトガル。やはり来年2月の欧州選手権で4位以内に入ってW杯出場切符を目指すことになる。
USAには惜敗したが、来週はいよいよスコットランド戦になる。
スペイン
ウルグアイ戦は勝利。
来週はいよいよホームにフィジーを迎えることになる。フィジーは
23日にはUSA戦となる
まとめ直すと以下になる
Canada 14–44 Chile
Spain 33–24 Uruguay
Romania 25–15 Tonga
Portugal 17–21 United States
Georgia 13–31 All Blacks XV
第二週
Netherlands v Chile
Japan v Uruguay
Spain v Fiji
Scotland v Portugal
Romania v Canada
United States v Tonga
Italy v Georgia
第三週
Spain v United States
Romania v Uruguay
Scotland A v Chile
Georgia v Tonga