なんと4日も前に発表になった。
スコットローバートソンのオールブラックスは現在ちょっとした不安の中から逃れきれていない。チャンピオンシップでは、南アに力負けで2連敗、アルゼンチンに破れ、絶不調のワラビーズにも苦戦する状況である。世界ランキング3位はまだキープできている。
26日の日本戦のあとは、欧州でイングランド、アイルランド、フランスと3連戦がまっている。バレット兄弟や、ウィルジョーダン、サベア、アキライオアネはお休みで、日本戦は若手や最近出場機会の少ない選手など経験を積ませる機会とするようだ。7月のフィジー戦のメンバー構成に似ている。
1列目
1,Tウィリアムス、2,Aアウムア、3,Pトシ
16,Gベル、17,トゥウンガマシ、18,Fニューウェル
このところはEグート、Cテイラー、Tロマックスが先発なのだが、JAPAN戦は3人共お休み。先発の3人はいつものこのところの控えのメンバー。最近売り代中のトシはなんと体重140kg。
Gベルは昨年オールブラックッスXVとして日本戦に先発した。
ロック陣
4,Sダリー、5,Pトゥイプトゥ
19,Jロード
キャプテンのスコットバレットはお休み(バレット兄弟は3人共お休み)でトゥプロトゥがキャプテンを行う。
3列目
6,Sフィナウ 7,Sケイン 8、シティティ
20、Pラカイ
サムケインは9月のオーストラリア戦で100Cを達成。8番シティティはチーフスの22歳ながらこのととろ7番に定着している。フィナウもチーフス。
20番のPラカイはラッキーにも追加招集されて、出れば初キャップ。
ハーフ陣
9.ロイガード、10,マッケンジー
21,TJペネナラ、
ロイガードはこのところ出場機会がないが、23Wではナミビア戦、ウルグアイ戦に先発し、ナミビア戦ではPOMを獲得している。マッケンジー、TJは日本でもおなじみ。TJの先導によるハカは必見である。
センター陣
12,ALブラウン、13,Bプロクター
22,Dハビリ
ジョーディーやアキラキオアネはお休みで、ALブラウンが先発。
Bプロクターは、7月のフィジー戦で初キャップでこれで2キャップ目。昨年のオールブラックスXVでも来日して対戦している。熊本の試合ではなんと4トライ。前半でハットトリックを達成。
バックスリー
11.Mテレア 14,Sリーズ 15Pペロフェタ
23、Rラブ
WジョーダンやCクラーク、ボーデンバレットはお休みだが、テレアとSリースの両WTBは強力である。
23ルーベンラブは出れば初出場、マッケンジーが途中でさがれば、ペロフェタが10に上がり、FBでプレーすることになるだろう。ペロフェタは昨年オールブラクスXVで来日し2試合とも10番で日本と対戦してトライもしている。また、そのときは23のRラブも15番で出ている。絶妙のキックからプロクターの4本目のトライを演出した。