ラグビー現代用語の基礎知識 2025 け

2025年はノックオンがノックフォワードとなり、ゴールラインがトライラインという呼称に統一されるなどのエポックメイキングな年になった。これにかかわらず、ラグビーでは時代により新しい言葉が出たり消えたりしている。そこで、最新の言葉だけでなく参考としてに過去の言葉もできるだけ拾い上げ、ここに ラグビー現代用語の基礎知識を全面的に改定する。

あいうえお順にはじまり、5月までの完成を目指す。ある程度の段階で都度、公開はするがその後も都度加筆や修正をおこなう。履歴は残さない。

ケイオー 慶應義塾大学 (学校名、チーム名)

正しくは、慶應義塾體育會蹴球部。関東対抗戦G所属。日本選手権優勝1回。大学選手権優勝3回。日本最古のラグビーチームである。1899年(明治32年)教員のエワード・B・クラークと田中銀之助が学生への指導を開始したのが、日本のラグビーのはじまりとされる。(諸説ある)
黄色と黒のジャージはタイガージャージと呼ばれ、校風に似合わず泥臭い魂のこもったラグビースタイルが特徴。夏の山中湖の合宿の厳しさは有名。

有名選手には 若林、小野澤、野沢武史、廣瀬俊朗 山田章仁ら。

ゲインメーター  gain meter (スタッツ)

ラグビーの重要なスタッツ(統計数字)の一つで、ポールを持ってゲインラインを超えて前に走った距離。チーム全体のスタッツと個人スタッツがある。

ゲインライン gain Line(戦術)

スクラム、ラインアウト、ペナルティなど、一度ボールが止まった位置からゴールライン並行に引かれる架空の線。ラグビーの攻防ではこのラインを超えるかどうか。もしくは押し戻せるかどうかの争いになる。ラグビーの攻防の優位性を見極める重要な線である。

 

ゲーム Game (文化)

ラグビーの試合のこと。ただし、試合という言葉は、国と国とである、試合とは、TESTMACTHを直訳したものであり、その語感は死ぬか生きるかの「はたしあい」にはじまるので、ゲームに試合という言葉を使うのは本来ははばかれるべきではないだろうか。
テストママッチと言う言葉はラグビー、クリケットで使われ始め、いまではさまざまなスポーツなどで使用されている。

ゲームチャプテン Game Capten (ルール) (参考 キャプテン)

ケッソク 結束 (文化)

ラグビー憲章に掲げられる5つのコアバリューの一つである。英語ではソリダリティ Solidarity。ソリダリティーの日本語の言葉をあてると、通常は「連帯」であって、結束とは若干ニュアンスが違う。結束の英語にあたる言葉は「UNITY」であるはずである。ソリダリティになぜ結束という日本語を当てたのかは謎である。

ケニア  (国名)KENIA
ケニア代表(チーム名) KENIA代表

 

15人制のラグビーでは、これまで最終予選まではいくが、本大会の出場はのがしている。27年大会には初出場を期待したい。
セブンスでは香港ワールドセブンスで優勝したことがある。オリンピックでもリオ大会からすべて出場している。

 

ケンキョウカイ 県協会 (組織)

日本のラグビー協会は、下部組織として、関東、関西、九州の3ブロックの協会があり、その協会はそれぞれ都道府県別の協会から構成されてる。県協会という。(協会の項参照)
一般の人の前で、協会の話や批判をしていると、周りからは統一教会の会員ではないかと疑わっることもある。

ゲンシフットボール 原始フットボール (文化

ラグビーもサッカーも、もとは同じフットボールであった。中世には灰の火曜日に行われる祭りの一環として、隣村同士300人対300人ほどで行われ、相手の教会のドアに蹴るこむことや、港の埠頭から海に蹴りだすなどがゴールであった。ゴールが決まれば祭りは終了となるが、昼夜問わず何日も続くこともあった。荒っぽい祭りで死傷者も出たので、時の国王はしばしばフットボール禁止令を発布した。
現在でもイタリア、フィレンチェやイングランドの村に原始フットボールの祭りは残っている。

ケンブリッジ Cambridge (学校名 チーム名)(参考 オックスフォード)

イングランドの名門大学であり、ラグビーではオックスフォード大学との古くからの定期戦(バーシティマッチ)で知られている。

慶応にラグビーを伝えた田中銀之助はケンブリッジでラグビーを学んだ。ブルー取得者には岩渕健輔、土佐誠がいる。

 

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