6ネイション 第二節プレビュー

イタリアーウェールズ

初戦のフランス戦で大敗したウェールズ。14連敗阻止できるかが最大の注目点である。
先週は開始早々にCTBのワトキンが負傷し、本来はCTBが本職のBJトーマスのかわりに注目の新人エドワーズがほとんどSOとして出場した。しかし結局点数を上げることなく無惨にも完封負け。イタリア戦は、CTBの先発に22歳のエディージョーンズ(同姓同名)をいれて、BJトーマスがSOでプレーする。この2人はたしてどのようなパフォーマンスを見せるのか注目だ。
そして、大黒柱のファレタウがいよいよ復帰先発する。代表復帰はW杯のナントのジョージア戦以来となる。それ以来ウェールズは勝ちがないのだ。相次ぐ負傷で戦列を離脱しており、6ネイションの膝の怪我で開幕には間に合わなかった。怪我の影響はまだあり、無理をしての先発でないことを祈りたい

ウェールズは先週フランスに大敗してもフランスとのポイント差が大きいため、ランキングのポイントには変化がなく11位のままであった。イタリア戦はそうは行かない。イタリアはすぐ上の10位、ポイント差は4.4。そして、12位のジョージアとのポイント差は0,15しかない。ウェールズはイタリアに勝ったとしても大差で限りイタリアをうわまれないが、ややぶれればジャパンのすぐ上の12位に降下する。

イタリアはロックにカローネ兄がもどった。ホームでのゲームであり、スコットランド戦のようにしつこいディフェンスができ、PGで得点を重ねれば、後半勝負でウェールズを一蹴できる可能性が高い。

ウェールズ先発
1,Gトーマス 2,Eロイド 3,Hトーマス 4,Wローランズ 5,Dジェンキンス 6,ボサム 7,モーガン 8,ファレタウ 9,Tウィリムス 10,Bトーマス 11,Jアダムス 12,Eジョーンズ 13,Nホプキンス 14,ロジャース 15,Lウィリアムス

イタリア先発
1,フィッチェリ 2,ニコレッタ 3,フェラーリ 4,カローネ 5,ルッザ 6,ネグリ 7,ラマノ 8,カローネ 9,ペジレオ 10,ガルビジ 11,イオアネ 12,メロンチェロ 13,ブレックス 14,カプオッツオ15,Tアラン

イングランド フランス

両チームともSOを変更してきた。しかし、その意味は違う。

イングランドはMスミスをFBに配置し、Fスミスが初めてSOで先発する。
22歳のFスミスが先発でどのようなタクトを振るのか注目したい。
Fスチワートに変えて、MスミスをFBにするのはフランスのキックからのアグレッシブなカウンターを狙っていると思われる。WTBには日本戦でも先発しトライを取ったスレイグスローンが入る。フリーマンとのバック3は気が抜けない。
そしてカリーツインスのうちBカリーが控えにまわり、Bがアールが7番、エイトにはTウォリスが先発する。

対するフランスは、SOをヌタマックからジャリベールに変えてきた。期待のヌタマックだったが、ウェールズ戦では若干精細を欠いていた。戦列を離れていたジャリベールも久々の登場となる。

試合展開を予想するならば、イングランドの前に詰めるディフェンスに対抗するためフランスはキックを有効に使うだろう。そこに待ち構えるFBのマーカススミスのカウンター。何れにせよロースコアの守り合いを予想する。トゥイッケナム(今の名はアリアンンツスタジアム)の大観衆の熱狂や悲鳴、そしてスウィングロウの大合唱が目に浮かぶ。

イングランド先発

1,Eゲンジ 2,Lカーワンディッキー 3,Wスチワート 4,Mイトジェ 5,Gマーチン 6,Tカリー 7,Bアール 8,Jウォリス 9,Aミッチェル10,Fスミス 11,スレイグスローン 12,Hスレイド 13,Oローレンス 14,Tフリーマン 15,Mスミス

フランス先発
1,グロ 2,マウバカ 3,アトニオ 4,ローマット 5,マアフ 6,クロ 7,ホラント 8,アルドリッド 9,デュポン 10,ジャリベール 11,ビアレイ 12,モエハナ 13,バラン 14,ペノー 15,Tラモス

 

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