Pネイション カナダ戦 メンバー発表

出場メンバーが発表になった。

三浦、坂手、為房
ワクア、ディアンズ
コストリー、下川、マキシ
藤原、李
ツイタマ、マクラカン、ライリー、ナイカブラ
矢崎

原田、茂原、竹内、桑野、マスプア
小山、立川、長田

注目は満を持してのマロツイタマの登場である。
5年間の日本代表資格を得たばかり、リーグワンのトライ王。

その他の注目点では、メンバーが固まって来た感がある中での、この大会からの招集のマクラカン、マスプアの配置である。
この3人はこれで初キャップ取得となる。

1列目
1列目の6人はほぼ固まってきており、今回はいつもの控えが先発となり、不動先発の3人(原田、茂原、竹内)は控えにまわる。
三浦はマオリ戦以来のひさびさの登場である。

ロック
ワクア、ディアンズ、桑野の3人でほぼ固まってきた。今回は桑野が控えに回る。27年にむけもう一人の枠がどうなるか(コストリー、リーチや来年条件を満たすホッキングス含め)は今後の楽しみ。

3列目
ここも固まってきた。リーチが休養、タタフがフランスで不在ということで、マスプアが控えにはいるだけで、コストリー、下川、マキシが先発。
ジョージア戦でレッドカードの下川の奮起に期待したい。
こうなると、姫野など戻ってくる場所がなかなか見つからなそうだ。今回も名前の無い山本の出番が少ないのも気がかり。離脱しているファカタバももう戻らないのだろうか

ハーフ陣
斉藤がフランスでその上出場停止なので、小山、藤原で賄うことになった。今回は藤原先発。
SOはエディさんの今のところのファーストチョイスが李君というとになるのだろう。

センター
トゥア(長田)、ライリーのコンビでほぼ固まっているのだが、今回はマクラカンを先発12番で試験的につかう点が注目である。ただし新しいメンバーが入るとディフェンスの連携がすこし心配ではある。
キャプテンの立川は先発でなく、控えに入っているが、李くんの調子や得点差如何ではSOでの出場もあるかもしれない。

バックスリー
11番先発のツイタマに期待は高まる。14ナイカブラ、15矢崎は不動。矢崎は出るたびに成長するので今回もどこまで成長できるかである。ユーティリティーの長田が控えているのでCTB、WTBともに安心である。
いつも控えに名前がある山沢がいないので、状況次第で立川がSOに入り李くんがFBの控えに回るという可能性もある。

全体では坂手がゲームキャプテンでチームキャプテンが立川となった。後半坂手が原田に代わるころに立川投入となると思われるが、そこまでに2トライ差以上の差をつけておくような展開を期待したい。キャプテンリーチの不在をベテランが埋めるということは、まだまだエディさんにとっては若手だけに任せるということに不安を抱いているということなのだろう。

対するカナダであるが、かつてW杯で2会連続引き分け(2027年2011年)など死闘を演じてきたライバルはここ10年低迷をしている。2019年W杯では最終予選で最後になんとか切符を手にしたが、日本でオールブラックス、南アに大敗し、最後の釜石のナミビア戦は台風で流れてしまった。2023年大会は、USAやウルグアイ、チリの前に早々に出場権争いから離脱してしまった。

今季はメンバーを落としてきたスコットランドに大敗(12−73)したが、W杯常連国のルーマニアには競り勝ち溜飲を下げている(35−22)。今回の出場メンバーはその2戦からロックの2人(ケイス、バリー)とナンバー8(ビキラニ)という中心がいない。ロックはC4のケリーと今回デビューのドグウッド。キャプテンのランボール(C53,日本のW杯イタリア戦デビュー)がNo.8に周り、フランカーにルーマニア戦でデビューしたばかりの23歳のフライヤーが入る。

バックスでは弱冠22歳、双子のマクミューレン兄弟が12番と23番で登場する。その他も11番のNベンや控えのドラキンやギャラガー、などこの夏デビューの経験の浅い選手が多い。

カナダメンバー

マルチネス(1)カトリン(22)ヤング(7)
ケリー(4)ドグウイド(0)
フレッチ(9)ブラッキー(1)ランボール(53)
ヒギンズ(15)ネルソン(21)
ベン(2)マクミューレン(2)レサジ(32)コー(19)
コーツ(11)

コッツエ(1)シアーズドル(58)ケイス(32)
ストックウッド(2)オウォル(4)
ギャラガー(2)ドラキン(1)マクミューレン(2)

バンクーバーでの日本戦は2016年以来8年ぶりとなる。その時にカナダのキャプテンのランボール(29歳)と17番のシアーズドル(30歳)は出場してる。その時の日本のHCは代行のマークハメットでキャップテンは今回と同じ立川だった。ゲームは22−26でジャパンが勝利している。地元バンクーバーではこのゲームへの期待が高まってると報じられている。交流が続いていることの大切さを感じる。

ランキングの上(13位)のサモアは昨日フィジーに大敗(42−16)してポイントを下げたが、ジャパンの相手は格下のカナダ(21位)なので大勝してもポイントの上乗せは少なく、順位の変動は起こらない。

サモア(73.65→73,17)
ジャパン(71.67→72.22)

ジャパンが順位を上げるにはカナダ、USAに2連勝した上で9月15日の準決勝での直接対決のサモア戦(たぶん)に勝たねばならない。

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