2月3日(現地時間2月2日)
フランスVSアイルラド
17−37
両チームとも期待のワールドカップでにベスト8までだったし、結局両チームが対戦することもなかったし、このマルセイユでのゲームもなかった。サンドにのスタッド・フランセがオリンピック準備で使えないので、マルセイユのファンには思わぬプレゼントになった。7万近い観客を集めた。
しかし、アイルランドはセクストンが抜け、フランスはデュポンがセブンス専念のためチームから離れている。
結果17−37
フランスロックのポールウィムセが前半2枚のイエロー(同じハイタックル)で即退場といううとで、アイルランドが勝利した。ウィレムセは怪我でワールドカップの出場ができなく、期待されただけに残念。ワールドカップではハイタックルの対応を多くのチームが苦心して対応したので、ウェイレムセはワールドカップへの参加がなかったことが、高いタックルの配慮がかける結果になったのだろうか。
2月3日
イタリアVSイングランド
24−27
イングランドは、ファレルが休養からのフランスTOP14移籍を発表、マーカス・スミスも怪我でSOはフォードが先発。フォードになると3点を確実に積み上げる堅実なラグビーになる、この日もその通りのゲーム運びで僅差で勝利した。
イタリアもエースのカプオッツオが怪我で不在。
しかし監督がアルゼンチンのケサダにかわったイタリアは序盤から飛ばしていく。それでもイングランドのフォードのラグビーはしぶとくキックをきめて、最後はイングランドが勝利となる。
2月3二日
ウェールズVSスコットランド
26−27
ルイスリースザミットもNFL移籍でもう離れている。ウェールズはガラッと若手にシフトした布陣となった、キャプテンも若干22歳のダフィドジェンキンス初めて務める(たらこ唇が印象的)。そしてリーアムウィリアリアムスがすでに日本に来ているので、FBは初キャップの21歳ウィネットが務める。先を睨んでのガットランドの思い切った起用である。
しかしそんな若者達には、前半からスコットランドの洗礼だ。老練なフィンラッセルのキックに翻弄されてしまう。前半終了時で0−20、後半にもトライをとり、0−27となる。
ここからライアンアウトが改善し、モールに活路をみだす、ハーフ陣もポールウィリアムス、ロイドにかわるとラインも動くようになった。スコットランドは反則が多くなり受けに回ってしまった。
最終的にはウェールズが4トライを返し26−27で破れるもボーナスポイント2を獲得した。
スコットランドにとっては22年ぶりのカーディフでの勝利であるが、ヒヤヒヤだった。
結果的に第一節はアウェイチームがすべて勝利するという珍しい結果になった。
しかし、そのチームもワールドカップ後の新チームであり、主力は引退、若手も多く登場、けが人で不在も絶対的なチームは見当たらない。
第二節は次のゲームとなる
スコットランドVSフランス(マレーフィールド)
スコットランドは戦力ダウンがあまりなく、優勢であると言える。
イングランドVSウェールズ(トゥイッケナム)
イングランドがフォードでくるのか、マーカス・スミスでくるのかによってかわるが、フォードならば、接戦でイングランドが勝つだろう。マーカススミスならもっと大きな差が出ると思われる。
アイルランドVSイタリア(アビバスタジアム)
セクストンが抜けてもアイルランドの強さは変わらない。当たり前のことを確実にやるというアイルランドの安定感のある強さはなかなか崩せないだろう。