1,日程、場所
9月17日(日) D イングランド 日本 ニース
2,事前予測
なりふり構わずフォードの神がかりで窮地を脱したイングランドは、そのままSOはマーカススミスでなくフォードでくるだろう。間違いなくハイパンを上げミスを誘ってくる。また早い出足のディフェンスを展開してくる。プレッシャーを掛けミスを狙う。全くジャパンのウィークポイントにドンピシャのチームだ。
昨年の対戦では具君がゲンジにやられて、スクラムが安定せず。ハイパントをことごとくスチワートにクリーンチャッチされてしまっている。
スクラムがキーになるのは間違いがない。ニースはメートルの上がるイングランドファンが大半を占めるだろう。さまざまな要素でジャパンの劣勢は否めない。
しかしイングランドもトライを取る能力がない。まず、ダブルタックルで前進を許さないようにできれば、すぐにパントを蹴ってくる。自陣深くからは相手陣に必ず出すタッチキックにし、クイックスローを捺せずにラインナウトにさせ、ここでコーネルセンの得意の相手にミスを誘うプレーでマイボールを確保する。
ミスをすることはスクラムになり、ここでスクラムが安定しないと、Gフォードの3点になる。
スクラムを安定させ、イングランドのトライ3本におさえことができれば、ジャパンの勝ちは見えてくる。
イングランドはこのゲームでもカードが出されるのではないかと予想される、レフリーはファレルにレッドを出した因縁のアマシュケリ氏が担当する。一つ一つのジャッジにイングランドサポーターからのブーイングが相当大きいものになるだろう。
3.プレビュー(メンバー発表後)
マーラー、Jジョージ、Kシンクラー、イトジェ、Oチェサム、Cロウズ、Bアール、Lラドラム
Aミッチェル、Gフォード、Eデイリー、Mツイランギ、Jマーチャン、Jメイ、Fスチワート
Tダン, Eゲンジ、Wスチワート、Cマーチャン、Bブニボラ、Bヤングス、Mスミス、Oオーエンス
稲垣、堀江、具、コーネルセン、ファカタバ、リーチ、ラブスカフニ、姫野
流、松田、ナイカブラ、中村、長田、松島、マシレワ
坂手、ミラー、ヴァル、ディアンズ、下川、斎藤、ライリー、レメキ
イングランドは、1番3番を変えて来た。。Tカリーの出場停止でBアールが7番に上がり、ラドラムはエイトとなる。バックスに変更なし。控えにはレッドあけのブニボラ、ベテランのBヤングの名前がある。
ジャパンの先発は前戦から4人変更。堀江が先発、姫野が復帰し、ラブスカフニが7番に入った。コーネルセンはロックにまわり、下川は控えに回る。
バックスは好調の松田を始めほとんど同じ、13番のライリーと長田をいれかれで長田が13番で先発。
具くんと姫野の怪我は軽症だったようだ。具くんにとっては昨年やられた宿敵の相手ゲンジが出るまでピッチを後にできない意地がある。
イングランドの意図や戦い方は簡単に予想できる。それに対してのジャパンの対策がどのようなものなのかが明らかにされ、それが通用するのかどうかがはっきりする。しかしメンバーを見ただけでは、戦い方に変化が無いように見受けられる。「真っ向勝負でなんとかする、スクラム勝負でなんとかする、バック3にも個人スキルでキック処理をなんとかする、早いパス回しで何とかする」といった無策に思えるのが気がかりだ。
もしそれらの対策(?)がある程度通用したにしても、イングランドは、我々の予想を遥かに上まわる対応や修正能力の引き出しがあるかもしれない。
ジャパンの戦い方はシナリオどおりにプランを遂行するという形であり、刻々変化するピッチの状況や、一瞬のチャンスに現場の選手が即座に独自に判断、有機的に反応してチャンスをトライに結びつけるというラグビーの高みにまで至っていない。ジャパンが勝つとしたら、シナリオが当たって、100%遂行できた場合となる。そうなるとセットプレーやパスチャッチやハンドリングの正確さという個人のスキルや出来に依存するものになる。
もしくは、イングランドに慢心と傲慢さが戻って、自滅していくという筋書きもなくはない。
4,結果
イングランド
前半 T G PG DG 得点 後半 T G PG DG 得点
得点 BP 勝点 累計勝点
日本
前半 T G PG DG 得点 後半 T G PG DG 得点
得点 BP 勝点 累計勝点
5,レビュー
(別に書きます)